VFXクリエイターは、目指す人が年々増えており、需要と人気が高まっている職種です。専門学校や通信講座などでVFXクリエイターの技術を学習できる機会も増えています。

そこで本記事では、VFXクリエイターの技術を学ぶ方法や、VFXクリエイターの仕事内容、年収について見ていきます。VFXクリエイターを志望する人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

 

VFXクリエイターの技術を学ぶなら?

VFXとは、Visual Effectsの略語で、「CG等の合成処理による実写映像の加工」と定義されています。こういった技術を独学で学ぶのは難しいため、専門学校等への通学、もしくは通信講座の受講がおすすめです。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分の生活スタイルや目標、費用などと相談して学習方法を選択してください。

 

専門学校等への通学におけるメリットとデメリット

専門学校のメリット

・疑問点があれば講師に質問できる環境がある。

・単位取得の必要があるので必然的に、勉強しなければならない環境を作ることができる。

・ともに学ぶ仲間ができ、その人脈が後々仕事にも影響することがある。

専門学校のデメリット

・学費や通学費などで費用が高額になる。

・仕事や生活との両立が難しい。

・授業に参加するだけで何となくわかった気分になってしまう。

 

通信講座のメリットとデメリット

通信講座のメリット

通学におけるメリットとデメリット
・通学に比べて費用が安い。

・自分のペースで勉強ができ、仕事や生活との両立が比較的スムーズ。

・学生や講師などと余計な付き合いをしなくて済む。

通信講座のデメリット

・意志が弱いと怠けることがある。

・質問をするのが面倒。回答までにタイムラグがある場合もある。

 

通学と通信講座はどちらがおすすめ?

通学で発生するデメリットは通学システム固有の問題が多いため、一概にどちらが良いとは言えません。

一方、通信講座のデメリットは本人のやる気によるところが大きいため、解消は可能です。さらに、先ほども上記で述べましたが通学に比べると通信講座は費用が安く、自分のペースで勉強可能です。通学で授業を受けると講師の説明についていくのがやっとというケースもありますが、通信講座ではわからないことが出てきたら、その都度ネットや参考資料を見て理解を深めながら学習できます。やる気さえ続けば通学生に負けないスキルを獲得できるでしょう。

そのため、通学より自分で努力しなければなりませんが、通信講座の方がおすすめです。

 

VFXクリエイターの仕事内容

Visual Effectsは視覚効果という意味です。それからも連想できるように、映像を撮影した後、現実とは違った特殊な画面効果を付け加えるのがVFXクリエイターの仕事です。

似たものに「CG(コンピューターグラフィックス)」があります。双方ともにコンピューター上で行う仕事なので混同しやすい分野です。

一般的には、CGが「ゼロから背景やキャラクターを作り上げるもの」、VFXが「映像を加工して視覚効果を合成するもの」といった違いがあります。例えば、撮影当時には存在しなかった光や爆発を付け加えたり、ゲームなどで魔法などの視覚効果を付け加えたりするのがVFXクリエイターの仕事です。

TVCM・映画・ゲームなど、多くの分野にVFXが使われており、映像を作成するにあたってVFXクリエイターは不可欠な存在です。さらに、業種によってはVRやプロジェクションマッピングなどの新表現にも対応していかなければなりません。

 

VFXクリエイターの年収はどれくらい?

VFXクリエイターの年収
VFXクリエイターの年収はそれほど高くありません。初任給であれば300万円未満が相場です。その後徐々に上がってはいきますが、300~400万円付近の人が多いとされています。

TV、CM、PV、映画会社などのVFXクリエイターは、毎月の手取りが20万円台というケースが大半です。ゲームやパチンコ業界のVFXクリエイターは、上記の業界より若干年収が高い傾向があります。

しかし、労働時間が長い傾向があるので、残業手当などを考慮すれば実際の手取り金額は上記よりも若干高くなるのが実情です。

 

VFXクリエイターのスキルを学ぶなら

映画・CMで放送される迫力の視覚効果を自分の手で演出したい、1ランク上の映像クリエイターになりたい。そんなスキルを身につけたい方におすすめなのが、デジハリ・オンラインスクールの「CG・映像「完全パック」」です。

本講座では、3DCG・映像制作を基礎から応用まで学べるため、受講された方の多くは映像業界への就職に成功しています。また本講座は、Maya、Photoshop、AfterEffects、Premiereのスキルを同時に学べるので、映像制作に使用されるソフトウェアの操作スキルをほとんど網羅できると言っても過言ではありません。

学校には通っているけど、もっとスキルアップしたい!映像業界に転職したいけど勉強する時間がない!という方は、ぜひ本講座の受講を検討してみてください。

 

 

まとめ

今回は、VFXクリエイターの技術を学ぶ方法や、VFXクリエイターの仕事内容、年収について見てきました。

VFXクリエイターは映像に視覚効果を付け加える仕事です。給料はそれほど高くありませんが、多くのクリエイターは「やりがい」を感じて仕事を続けています。