山内 三紀子

私も母も卒業生なんです（笑）

デジハリ：実は山内先生はデジタルハリウッドの卒業生でいらっしゃいます。入学前はWeb制作のご経験はあったのでしょうか？

山内講師：簡単なHTMLは理解していました。
実は入学する前から制作会社で働いていたのですが、IllustratorやPhotoshopの作業が苦手でした。独学で勉強をしてみたのですが、自分だけではどうしても理解できないことがたくさんありました。仕事のスピードもあがらず、それならいっそスクールに通ってみようと思いました。
入学してみると、わからなかった内容もデジタルハリウッドに通ったらすぐに解決してしまいました。
人に教わるって大切なことだなと痛感しましたね（笑）

デジハリ：いろいろなスクールがある中で、デジタルハリウッドに通うことを決めたのは何故でしょうか？

山内講師：実は、私の母もデジタルハリウッドの卒業生なんです。
母はもともとWeb制作とは関係のない、普通の会社員として働いていたのですが、ある時テレビでWebを特集している番組をみて「自分もつくってみたい！」と思ったようで、その後すぐにデジタルハリウッドに入学したんです。
卒業後は会社を退職して45歳でWebの制作会社を起業してしまいました。

デジハリ：とてもバイタリティ溢れる方ですね！

山内講師：そうですね（笑）そういった母の影響もあり、私も勉強するならデジタルハリウッドにしようと決めていました。
私がデジタルハリウッド在籍時に勤めていたのは、母の経営する制作会社なんです。
それ以前はSEとして4年半ほど仕事をしていました。仕事自体は楽しかったのですが、結婚や出産ということを考えると、もっと自分の生活に比重をおける仕事をしたいと考えるようになりました。
母が起業する姿を見ていたので、Web制作ならもっと自分の時間をつくる働き方ができると思い、転職を決意しました。

デジハリ：卒業後もお母様の制作会社に勤められていたのですか？

山内講師：はい、数年間、社員として働いていました。
ただ、卒業後に始めたデジタルハリウッドでのTAや講師業が忙しくなり、なかなかフルタイムで会社にいることが難しくなったので会社を退職し、現在はフリーのWebデザイナーとして働いています。

「一人じゃない」ことを
実感してほしい

デジハリ：現役でWebデザイナーをしながら講師をされているのは大変だと思います。
それでも続ける講師業はどんなところが魅力ですか？

山内講師：単純にがんばっている人を見るのが好きなんです。
がんばっている受講生の方を見ると、自分もがんばらないと、と思いますね。
あとは、講師をして反応があるとすごくうれしいですね。オンラインスクールだと、文字チャットが盛り上がるととてもうれしいです。

デジハリ：オンラインの授業を行う際に気をつけていることはありますか？

山内講師：オンラインスクールの授業はカメラ越しになってしまうので、普段の3割増しのテンションで話をするようにしています（笑）
授業は一方通行にならないように、授業の合間合間でわからないことがないか受講生のみなさんへこまめに聞くようにしています。
また、オンラインだと一人で勉強していると、孤独に感じてしまいがちだと思うのですがオンラインスクールで授業を受けているのは「一人じゃない」と思ってもらえるよう心がけています。
私自身もそうですが、「一人じゃない」と実感できることで最後までがんばれる力を得ることができると思っています。
オンラインで学習をされている方にはそれぞれ、通えない理由があると思うんですね。
近くに学校がなかったり、仕事の時間が不規則だったり。でも、そんなハンデを乗り越えてみんながつながって授業を受けているのはすごいことだと思います。

デジハリ：それでは最後に、これから受講される方へアドバイスを頂けないでしょうか？

山内講師：わからないことは自分で調べるクセをつけることですね！
もちろん、私たち講師に質問をして頂ければきちんと回答させて頂きます。
でも、わからないことって解決策を聞いただけではすぐに忘れてしまうんです。
だから、わからないことは自分で調べて、実際に実行をしてみましょう。検索をするとWeb関連の記事やWebサイトがたくさん出てきます。
そういったWebサイトをフル活用して、自分のスキルをどんどん磨いていく癖をつけてください。
仕事をするようになったらわからないことは自分で解決をしなくてはいけなくなります。
ぜひ自分で調べて、分からないことを解決できるスキルを身につけてください。これは仕事をしていく上でとても大事なスキルの一つだと思います。
ぜひがんばってください！

デジハリ：本日はありがとうございました。