モーションデザイナーの仕事は、主にゲームのキャラクターなどに動きをつけることです。

そのままでは動かないキャラクターに命を吹き込む大切な業務ですが、この仕事は本業を持ちながら、副業としてできるのでしょうか?

本記事では、モーションデザイナーは副業でもできるのか、副業した場合の仕事を見つける方法や、収入の目安も一緒に紹介します。

モーションデザイナーを副業でやってみたい人はご一読ください。

 

 

モーションデザイナーは副業でもできるの?

モーションデザイナーの仕事は、理論上副業でもできます。自宅にモーションデザインの仕事に十分なスペックのパソコンがあれば、モデルにアニメーションをつけることは可能だからです。

自宅に作業環境が整っていて、納期さえ守れば本業に影響が出ないようにモーションデザイナーとしての仕事をすることができます。

 

モーションデザイナーとして副業をするにあたって、課題になるのはプログラマーとの連携です。特にゲームの案件では、作ったアニメーションはそのままでは動きません。プログラマー側で対応することが必須になります。もし、モーションのプログラムに問題があった場合、プログラマーに修正を以来しなければなりません。

修正の指示は細かくなることもあり、迅速かつ正確なコミュニケーションが要求されます。このため、在宅より社内常駐のモーションデザイナーを求める傾向があります。

 

このような事情もあり「仕事自体は在宅でもできるけれど、在宅案件を見つけるのは難しい」のがモーションデザイナーです。副業としてモーションデザイナーをするのであれば、仕事の見つけ方が鍵といえるでしょう。

 

 

副業で仕事を獲得する方法

副業でできるモーションデザイナーの仕事は探しづらいですが、全く仕事がないわけではありません。以下の方法で見つけることができます。

 

フリーランスや在宅ワーク向けのマッチング系Webサイトで探す

副業案件を探すなら、今や王道となった方法です。

モーションデザイナーをピンポイントで募集しているのではなく、「3DCGを作って動かせる人」「ロゴを動くようにできる人」などといった形での案件もあるので、Webサイト上でキーワードを変えて粘り強く検索してみましょう。

映像編集を含んだ仕事もあるので、応募前に内容をよく読んでください。

 

モーションデザイナーやCGアニメーター向けのWebサイトに登録する

案件ごとに最適なスキルを持つ人をピックアップして仕事を依頼する企業もあります。

そういった企業にインターネット経由で登録しておけば、仕事が回ってくるかもしれません。案件によっては通勤が必要なこともあるでしょう。

 

自分の人脈をフル活用する

モーションデザイナー関連の仕事に人脈があれば、知人から仕事を回してもらえる可能性があります。

知り合いであれば「副業で可能な範囲内で」または「在宅で」など働く条件についての交渉もしやすいでしょう。

 

 

収入の目安は?

フリーランス向けのWebサイトで見られる案件では、ロゴを5秒程度動かす案件で1万円程度の報酬を得られるようです。時給制の仕事もあり、2,000~4,000円程度、ダンスゲームでキャラクターを動かすような難しい案件では、100万円以上の報酬が提示される場合もあります。

納期や報酬は応相談、または作業者から提案という案件も多く、交渉次第という部分もあるようです。

 

まとめ

モーションデザイナーの仕事は副業でできないわけではないですが、副業に向いた案件を見つけづらい傾向があります。契約した企業へ出向する形のものが多く、本業に影響が出る恐れがあるからです。インターネットで仕事を探す場合は、「モーションデザイナー」では見つけにくいことが考えられます。関連するさまざまなキーワードで検索してみてください。

高額な案件では作業量が多くなりますが、うまくこなせればかなりの収入増を見込むことができるでしょう。