結婚式は人生で最も重要なイベントの1つですが、結婚式を盛り上げるために式中にムービーを流すことをご検討中の方もいるのではないでしょうか。
式場や外部業者に製作を依頼するよりも費用が節約できるという理由でプロフィールビデオを自作する方や、自分たちらしさを演出したいという理由でビデオを制作する方が増えています。
ここでは生い立ちムービーの作り方について取り上げます。これからプロフィールビデオを自作という方はぜひ参考にしてください。
ハイクオリティな動画編集ソフトを使用する
1から映像を作ったり、映像加工したりする際に使用するソフトがAfter Effects、あらかじめ準備したムービーの素材を時系列で配置するソフトがPremiere Proです。
ソフトを使いこなすことは難しいのではないかと心配される方もいるかもしれませんが、安心してください。高度な使い方をしない限り、初心者の方でも使うことができます。
ソフトには写真と写真の合間に使用するエフェクト、映像に挿入する字幕(テロップ)なども付属しているので、映像を簡単に作成できます。
ソフトに関心がある方はAdobeのWebサイトから体験版をダウンロードして、使用してみましょう。
写真を取り込むためのスキャナーは必須
高解像度のスキャナーでなくとも構いません。解像度は300dpi程度で十分です。必要以上に高解像度で画像の取り込みをしても、データ量が大きくなってしまいます。
スキャナーがご自宅にない場合は近所のカメラ屋さんに頼めば、ネガやプリント写真をCDに焼いてくれます。
ビデオに使う写真の選び方
結婚式は新郎新婦が主役ですが、結婚式に参加してくれる方も楽しめる演出を心掛けましょう。結婚式に招待されているゲストと一緒に写っている写真を選ぶことも効果的です。
例えば、祖父や祖母と一緒に写った写真、従兄弟と遊んでいる写真、学生時代の友人と一緒に写った写真などがあれば、招待した方々も懐かしい記憶を思い出してきっと喜んでくれるはずです。
写真を編集するコツ
写真は淡々と紹介するのではなく、コメントを入れるとより効果的になります。身内の方と本人が2人で写っている写真を随所に盛り込み、写真に当時こんなことがあったというコメントを入れたり、前後の写真を関連づけるコメントを入れたりすると良いでしょう。
写真の枚数にもよりますが、表示させる時間は写真1枚につき7秒程度を目安としてください。これぐらいの間隔であれば、5分ぐらいの長さで新郎新婦の生い立ちをちょうどよく納めることができます。
もしも、使える写真が少ない場合は幼少の頃に描いた両親の似顔絵や作文など、思い出を振り返ることができるような素材を入れてみましょう。
まとめ
今回は結婚式の生い立ちムービーを作成する方法について考えてみました。自分たちで制作したムービーには、言葉では伝えきれない家族・親戚、友人への感謝の想いや2人の馴れ初めをオリジナリティあふれる演出で伝えることができるメリットがあります。
おすすめの動画編集ソフトとしてAdobe社のAfter EffectsとPremiere Proを紹介しましたが、この2つのソフトはAdobe Creative Cloud(Adobe CC)に含まれています。
デジタルハリウッドはAdobe認定のスクールパートナーです。ソフトを使って本格的な結婚式のプロフィールビデオを制作してみたい、できれば動画編集の基礎を身に付けたいという方はデジタルハリウッドの門を叩いてみてはいかがでしょうか。