デジハリ・オンラインスクールは本当に高いのか?!

映画、ゲーム、遊戯機など、幅広い分野の3DCG制作を行っている株式会社スパイス
本日は、株式会社スパイスでチーフデザイナーとして活躍されているデジタルハリウッド卒業生の喜藤さんに、「3DCGベーシック講座」を体感していただきました。

Mayaの基本操作はこれで大丈夫ですね。

-「3DCGベーシック講座」の授業を体験してみていかがでしたか?

私たちが本科(※1)で学んだMayaの授業がそのまま再現されていて驚きました。
モデリングからアニメーションまで、3DCGの制作工程が一通り学べますので、Mayaの基本操作はこれで大丈夫ですね。
他校出身の同僚も「デジタルハリウッドの授業だ~」と、興味深々でしたよ(笑)。
(※1)デジタルハリウッド専門スクールの1年制コース(当時)

-小倉以索講師(※2)が講師を担当しています。

とても懐かしかったですね(笑)。
スパイスにはデジタルハリウッド卒業生が多く、小倉先生の教え子も多いので、当時の昔話で盛り上がりました。
実は、この職場を紹介してくれたのも小倉先生なんですよ。
(※2)デジタルハリウッド専任講師、ブログはこちら

-動画教材のクオリティやスピードはいかがでしょうか?

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まずは想像以上に映像が大きくてきれいで驚きました。
初心者にとってはうれしいでしょうね。
講師の説明のスピードも、僕らが教室で授業を受けていた時と同じ位なので、ちょうど良いと思います。
もし「ちょっと早いな」と感じても、映像なので何度でも見れますし。
僕らは1回聞き逃したら終わりだったので、とてもうらやましいです(笑)。

-動画教材のメニュー言語は英語を採用しています。

会社によると思いますが、まだまだ現場では英語メニューが使われていると思いますので、就職のことを考えると実践的で良いと思います。私は個人的に日本語メニューも使ってますが、日本語のほうが直感的に使ってみたくなる機能も多いので、学習中は両方試して欲しいですね。
(※3)Mayaのメニューの言語は日本語と英語を切り替えることができます。

-「課題」が充実しているのも講座の特徴です。

僕らがスクールに通っていた時も、課題には真剣に取り組んでいました。
課題で作成した作品は、就職活動の際にポートフォリオとして使用しますから、手が抜けませんよね。
講師やクラスメイトから講評されて作品のクオリティは上がるので、ぜひ、質問受付や添削サービスをフル活用させて欲しいですね。

CG業界への入り口は近くなっています。

-参考までに御社の採用についての方針をお聞かせください。

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やはり「作品」のクオリティが一番重要ですね。
尺は短くて良いので、その人の個性がしっかりと出ていると採用しやすいと思います。
僕は在校中に長尺の作品を作ったのですが、長いと全部を見てもらえないこともあるので、就職活動のツールとしてはあまりよくないかもしれません。

ただ、我々はその方の今までの社会経験や履歴も重要視してまして、何かクリエイティブに活かせそうな経験をお持ちの方であれば、作品のクオリティが飛びぬけていなくても、採用はすることがあります。
ただ、今回の3DCGベーシック講座の内容くらいは全部わかってないとだめですが。

-これから3DCGを学習しようと思っている方に一言お願いします。

この「3DCGベーシック講座」のような自宅で学べるコンテンツもありますし、必ずしも高額なPCを用意する必要もありません。
3DCGを学ぶ敷居は昔に比べてうんと低くなっていますし、業界の入り口も近くなっていますので、3DCGのお仕事もある程度の実力が身についた後は、自分の武器を見極めて伸ばして行くことが大事です。
ぜひ、皆さんにも積極的に挑戦してもらいたいですね。

-ありがとうございました!

最後に「皆が気持ちよく仕事ができる環境を作っていきたい」と、今後の展望を語ってくれた喜藤さん。

「デジタルハリウッドに通ってよかったのは、いろいろなタイプの受講生と切磋琢磨できたこと」と在学中のことをとてもうれしそうに語っていたのが印象的でした。