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本当に定時で帰れるの?ドラマで話題のWeb制作会社 ブラック企業とホワイト企業を見分けるポイント

新しい分野だけに、外からは想像しにくい「Webデザイナー」という職種

2019年4月からTBS系火曜22時放送予定のドラマ「わたし、定時で帰ります。」。

吉高由里子さんやKAT-TUNの中丸雄一さんがなど豪華俳優陣が出演することで大きな話題となっています。

 

ドラマ原作では、「Web制作会社におけるブラック労働を改善するために、吉高由里子さん扮する主人公が立ち向かう」というストーリーになっていますが、多くの方が「Web制作会社ってこんなにブラックな働き方なの?」と疑問に感じたのではないでしょうか。

 

今回の記事では、Web制作会社で働いたことのある筆者が、実体験を踏まえてWeb制作会社の働き方について解説します。

 

 

【結論】Web制作会社=ブラックではない!

 

はじめに結論から述べると、Web制作会社=ブラック企業ではありません。

むしろ、ホワイトな会社もたくさんあります。

 

Web制作会社にはどうしても以下のようなイメージがまとわりつきます。

 

 

このように、どうしてもブラックな印象を持たれがちですが、会社によって大きく社風や労働条件は違います。

もちろん、中には主人公 東山結衣たちが働くネットヒーローズ株式会社のような会社も存在はしていますが、働き方改革が謳われる現在において、「定時できちんと帰ることができるWeb制作会社もたくさんあるんだよ!」ということを業界の人間として声高に訴えたいです。

 

ブラックなWeb制作会社とホワイトな会社を見分けるポイント

Webクリエイターのたまごを目指す方を応援する本Webメディア「くりたま」の読者の方には、「将来Web制作会社で働きたい!」「WebデザイナーやWebディレクターになりたい!」といった想いを持った方も多いはず。

そこで、ブラックなWeb制作会社と定時に帰ることのできるホワイトなWeb制作会社を見分けるポイントをまとめます。

 

直請けの仕事が多い

Web制作会社が仕事を受ける方法は、(1)直請け (2)代理店経由 の2種類に分けられます。

 

(2)の代理店経由での紹介案件や、コンペに参加して受注する案件はどうしても手数料を中抜きされるため、収益性が低くなってしまいます。

 

すでに取引がある会社が代理店を挟まずにリピート発注をしてくれていたり、予算の潤沢な大手企業と直で繋がれるコネクションなど、直請けの仕事があれば、安定的に収益を上げられるようになります。

 

そういった会社は仕事を選べる状態であると言え、社員の給料アップや福利厚生の充実、働き方改善のための費用に予算を回すことができるようになります。

 

社員の待遇を改善することで、モチベーションの高い社員や離職防止に繋がり、なおさらレベルの高い組織へとパワーアップできます。

 

反対に、積極的にテレアポやコンペ参加などのアウトバウンド営業を長年繰り返している会社は、ブラックな働き方を強いられることもあるでしょう。

 

自社のWeb制作、Webマーケティングが上手なのかどうか

Web制作会社=Webサイトを制作する会社と思われがちですが、Web制作会社のゴールは「Web制作を通じて、顧客の課題を解決すること」です。

 

すなわち、マーケティング的な観点を持って、「売れるサイト」を作れるかどうかが、大事になります。

 

売上が安定的に立っているWeb制作会社であれば、自社のWebサイトのデザインや載せているコンテンツが魅力的であり、Webから問い合わせを多くもらえるはず。

 

反対にWeb制作会社であるにも関わらず、自社のWebサイトのデザインがかっこよくなかったり、SEOなどの集客施策ができていないWebサイトを運用している会社は、売上が立たず、ブラックな企業体である可能性があります。

 

商材を安売りしていない

多少値段が高くてもデザインやマーケティング的観点から、魅力的に感じる制作物であれば、企業は満足してリピートで発注をします。

 

反対に、質ではなく値段を下げて、商品を安売りするタイプのWeb制作会社は、どうしても新規客ばかりを対象とするようなビジネスモデルとなり、「忙しいのに全然働き方が改善しない」というブラック状態を生み出す結果に繋がります。

 

値段以上の付加価値を提供できる会社は、ホワイトな企業である可能性が高いでしょう。

 

Web上での評判が良い

 

Web制作会社の評判を知りたい場合は、TwitterやGoogleなどを駆使し、ネットで細かく情報を収集しましょう。

「営業電話がしつこくかかってきた」といった口コミや、「労働時間が長い」「残業代が出ない」といった口コミがあれば、その会社はホワイト企業ではない可能性が高いです。

良い口コミも悪い口コミも出てこない企業は実績がないということなので、スルーすることを推奨します。

 

Vorkersや転職会議などの企業の評判の載っている口コミサイトをチェックするのもよいでしょう。

 

 

Web制作会社で働く魅力

 

これまで、ブラック企業の見分け方について語ってきましたが、Web制作会社で働く魅力についても触れたいと思います。

 

自分の作ったモノが企業を応援するツールになる

 

Webサイトは企業の玄関口であり、企業のイメージを大きく左右するものです。

安い買い物でもないですし、責任は重いですが、その分企業の売上に与える影響は大きいです。

 

自分と仲間が作ったサイトによって売上が上がった話や、ブランドイメージが変わったといった嬉しいお客様からの声をいただけた時は、大きな喜びを感じられる仕事です。

 

チームでモノづくりをする楽しさ

 

WebディレクターにWebデザイナー、Webエンジニア、専門性を持った仲間たちと協力してひとつのモノを作るというのは、一人で働く仕事と比べて非常にエキサイティングです。

 

しかも、作ったWebサイトは形となって誰でもアクセスできるため、自分の「作品」としてもリニューアルまでは残り続けます。

 

自分のアイデアを仲間と組み合わせて作り上げた時に飲むお酒はとても美味しいです。

 

手に職がつく

 

WebデザイナーやWebエンジニアであれば、実際にコーディングやクリエイティブ作成によって、自身のスキルを向上させることができます。

 

Webディレクターであれば、ゴールに向かってチームをディレクションしたり、お客様のニーズを汲み取るなど、課題解決能力、推進力がレベルアップする仕事です。

 

このように、手に職が付く仕事は、将来的に独立がしやすかったり、Webの知識を活かして自分でサイトを作り、そこからマネタイズするなど、キャリアも大きく広がります。

 

Web制作会社はどうしてもネガティブな印象を受けがちですが、上記のような魅力も存在しています。

子どもにプログラミングを教える親が増えているように、スキルとしてもWeb制作会社で学ぶことができるものは、市場価値が高く、新しく身につけるなら非常におすすめです。

 

Web制作の世界に飛び込みたいなら、
デジハリ・オンラインスクールがおススメ

 

今回の記事では、ドラマではブラックなイメージで描かれていたWeb制作会社に対して、実態はそうじゃない!という話をしてきました。

 

前述した通り、Web制作会社で学ぶことのできるスキルは非常にニーズがあるものです。

 

もし、「Web制作を自分でやってみたい!」「自分のサイトを作れるようになりたい!」といった想いを持った方がいたら、おすすめしたい講座があります。

 

デジハリ・オンラインスクールのWebデザイナー講座は、Webディレクターを志す人にぜひともチェックしていただきたい内容です。

 

デジハリ・オンラインスクールのここがすごい

これまで、Webの世界に挑戦したい!と思っていたけど、なかなか一歩を踏み出せなかった方にはもってこいの講座となっています。

 

長い目で見て、自分の手でサイト作りをしてみたい!という方は以下のリンクからどのような講義やコースがあるのかをチェックしてみてください。

きっとあなたの背中を押してくれるはずです。

 

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