LINEスタンプを登録してみたけど審査に通らない、と困っている方は、もう一度審査基準を確認してみましょう。LINEスタンプにはいくつかの規定があるため、それが守られていない可能性があります。ここでは、よくあるリジェクトの理由をご紹介します。審査に通らず悩んでいる方はぜひご参考ください。
LINEスタンプの販売には審査基準がある
LINEスタンプの公式Webサイトを確認し、ガイドラインに満たしているかチェックしましょう。主な基準は以下の通りです。
アイテムの数とサイズ
画像は全部で42個必要です。メイン画像1個はW240×H240px、スタンプ画像40個はW370×H320(最大)px、トークルームタブ画像1個はW96×H74pxに調節してください。
フォーマットはすべてPNG形式、画像のサイズは自動縮小するため偶数のサイズにします。解像度は72dpi以上、カラーモードはRGB、画像1個は1MB以下、イラストの背景は透過、これらの画像を1つのファイルにまとめZIP形式で20MB以下にしましょう。
推奨するスタンプ
日常会話やコミュニケーションに使えるもの、表情やメッセージなどがあり、わかりやすいものが推奨されています。
NGとなるスタンプ
物や景色など日常会話で使いにくいもの、イラストではないもの、顔の表情がわかりにくい、バランスが悪いもの、公序良俗に反するものなどです。
LINEスタンプの審査でリジェクトされる例
審査基準を満たしているようでもリジェクトされる場合は、次のような画像ではないか確認しましょう。
似たような画像が多い
画像の使いまわしで、手の位置をずらしただけだったり、文字を追加しただけだったりするスタンプがあると、リジェクトされる可能性があります。
色が少なすぎる
同じような色ばかりを使っていると、リジェクトの対象となることがあります。色は2色以下では少ないので、3色以上使うようにしましょう。
関連性が無い画像
40個の画像はすべて関連性を持たせる必要があります。すべて同じキャラクターである必要はありませんが、できるだけ統一性を持たせましょう。できれば1つのキャラクターの表情を変えてみたり、環境を変えたりするなど、使うシーン別に振り分けてください。
こんな場合は審査が通りにくい
LINEスタンプガイドラインも満たしており、よくあるリジェクト理由にも該当しない。それでもリジェクトされるのであれば、下記のような理由があるかもしれません。
色がちゃんと塗れていない
色の塗り漏れがあると、リジェクトされる可能性があります。40個もあると1つくらい塗り漏れが出てしまうこともあるでしょう。シミュレーターを使い、実際に使った際にどのように表示されるか、1つずつ確認することをおすすめします。画像が細かく複雑になる程、塗り忘れが出やすくなります。
また、透過のし忘れもリジェクトの要因です。一度黒バックの上に配置してみるなど、きちんと透過処理がされているかチェックしましょう。
どこかで見たことがあるような画像
どこかの企業のマークに似ているとか、何かのキャラクターに似せたものなども、リジェクトされる可能性が高いです。必ずオリジナルのキャラクター、スタンプを作りましょう。もし迷ったら、何かのキャラクターと似ていないか、第三者に意見を聞いてみると良いかもしれません。
下ネタに関連する
ウンコのキャラクターは下ネタと捉えられてしまい、NGとなる可能性があります。同時に性的表現に触れていないかも確認しておきましょう。暴力を連想させる表現もリジェクト対象となりやすいため、注意してみてください。
まとめ
LINEスタンプの基準は、大きさや数、保存形式などに限らず、キャラクターそのものの作りも関係しています。審査になかなか通過できない方は、リジェクトされる可能性がある基準を改めてチェックしてみてください。必ず、何か理由があるはずです。物や背景だけ、イラストではなく写真を使っているものもリジェクトされる可能性が高いので注意しましょう。
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