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HTML/CSSとは?基礎知識や違い、Webページを作成するためのステップを初心者にも分かりやすく解説

プログラマーを志す人であれば、HTMLやCSSについても学んでいく必要があるでしょう。

本稿では、HTMLとCSSとはそれぞれどのようなものなのか?また、どのようにHTMLやCSSを用いてWebページを作成していくか?などをまとめて解説していきます。

 

ウェブ制作の基礎をおさえる。HTML/CSS/Dreamweaver講座

 

HTMLとCSSの関係・違いとは?

HTML(HyperText Markup Language)とCSS(Cascading Style Sheets)は、ウェブページを作成する際に使用される重要な技術です。それぞれが異なる目的を持ち、ウェブページを構築します。

HTMLとは?

HTMLは、ウェブページの構造やコンテンツを定義するためのマークアップ言語です。テキスト、画像、リンク、テーブルなどの要素を配置し、それらの関係を定義します。HTMLは基本的な骨組みを提供し、ウェブページの意味を伝えます。

関連記事:HTMLとは?基礎知識や書き方の基本を解説

CSSとは?

一方、CSSはウェブページのスタイルやデザインを管理するための言語です。これにより、文字の色や大きさ、背景の色や画像、レイアウトなどを指定できます。CSSはHTMLで定義された要素にスタイルを適用することで、見栄えを整えます。

関連記事:HTML5、CSS3とは?特徴・新機能や書き方について解説!

HTMLとCSSの違いは?

HTMLはコンテンツの構造を定義し、CSSはその見栄えやスタイルを管理します。つまり、HTMLはウェブページの骨組みを提供し、CSSはその骨組みを装飾します。HTMLは言わばページの骨格であり、CSSはそれに肉付けをする役割を果たします。

関連記事:コーディング初心者向けHTML・CSS・JavaScript 違いやタグの種類、役割を紹介【入門編】

HTMLやCSSはSEOに影響するの?

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のこと。GoogleやYAHOO!などの検索エンジン上で、特定のキーワードを検索した際に自社サイトが上位に表示されるように施策を実施することを指します。

ウェブページのSEOにおいて、HTMLとCSSは重要な役割を果たします。

HTMLは構造化されたコンテンツを提供するため、検索エンジンはウェブページの内容やテーマを正確に理解しやすくなります。適切なHTMLマークアップを使用することで、検索エンジンはウェブページを正確にインデックスし、関連する検索クエリに表示されやすくなります。

CSSはウェブページの見た目やスタイルを管理するため、ユーザー体験に大きな影響を与えます。適切なCSSを使用することで、読みやすさやナビゲーションの改善など、SEOに有利な要素を実装することができます。例えば、モバイルフレンドリーなデザインや高速な読み込み速度は、検索エンジンにおいてプラスの影響を与えます。

 

すなわち、HTML(コンテンツ構造)においても、CSS(見栄え・デザイン)においても、的確にコーディングすることでページを訪れたユーザーにとっても、検索エンジンにとっても、よりよい価値を提供できるようになるということです。

 

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HTMLとCSSでWebページを作成するためのステップ

ウェブページを作成する際には、以下のステップに従って進めることが一般的です。

ステップ1: コンセプトの決定

最初に、ウェブページの目的や対象読者を考え、必要なコンテンツや機能を決定します。

ここでどのような目的でどのようなページを作成するかをどれだけ解像度高く考えておけるかで、後の手直しの工数を減らすことができます。紙やドキュメントツールなどにページイメージをまとめておきましょう。

ステップ2:ファイル・フォルダの作成

続いて、HTMLフォルダ、CSSフォルダ、imagesフォルダなど、実際にページに使用する素材を格納するファイル、フォルダを作成します。

ステップ3: HTMLの作成

次に、HTMLを使用してページの構造を定義します。これには、タイトル、段落、見出し、画像などの要素の配置が含まれます。

ステップ4: CSSの適用

HTMLで定義された要素に対して、CSSを使用してスタイルを適用します。これにより、文字のスタイル、色、レイアウトなどが指定されます。

ステップ5: レスポンシブデザインの実装

最後に、ウェブページをさまざまなデバイスや画面サイズに適応させるためのレスポンシブデザインを実装します。これにより、モバイルデバイスやタブレットなどの異なるデバイスでページが適切に表示されます。

 

以上が基本的な流れです。

HTMLとCSSのおすすめの学習方法は?

HTMLとCSSを学習するためには、以下のような方法があります。

  1. 教本やYouTubeなどをもとに独学で学習する
  2. スクールで学ぶ
  3. 職場で学ぶ

教本やYouTubeを見て独学で学習するというのはメジャーな方法です。しかし、自分で学習カリキュラムを立てて、自分でモチベーションを上げて学習していかなくてはいけないため、途中でリタイアしてしまう人も多いです。悩んだ時に相談しにくかったり、調べてもなかなか求めている情報が出てこなかったりすることも多々あります。自分を律して徹底的に調べたり仮説を立てて学習していけたりする高いモチベーションの人でないとハードルは高い方法といえるかもしれません。

続いて、スクールで学ぶパターン。スクールはどうしても費用はかかってしまいますが、その分プロフェッショナルの指導のもとで効率的に学習できるのがポイントです。費用を払ったぶん、「元をとらねば!」と覚悟を決めて学習しやすいともいえるかもしれません。悩んだ時も気軽に相談しやすいですし、的確なフィードバックをもらいながら学習できます。

職場で学ぶ方法もないわけではないですが、全くの未経験からいきなりプログラマー候補として採用している会社は多くありません。また、全くの未経験の人でも人手がほしい!という会社の働き方はあまりホワイトとは言い切れないかもしれません。また、今は誰でも気軽にプログラミングを学べる時代なので、そういった求人でも全くの0の人と、少しでも経験がある人であれば後者が選ばれやすいでしょう。

 

それぞれの特性を踏まえて学習方法を選択するようにしましょう。

HTMLとCSSを学ぶならデジハリ・オンラインスクール

デジハリ・オンラインスクールは多くのプログラマーやクリエイターを生み出してきた「デジタルハリウッド」が運営するオンラインスクール。

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特徴はなんといっても「学びやすさ」。大学も運営していて、1994年以降独自の学習カリキュラムを磨き上げてきたデジタルハリウッドならではのオンラインスクールとなっています。

気になる方はぜひ講座ページをチェックしてみてください!

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まとめ

以上が、HTMLとCSSの基本的な関係や違い、Webページを作成するためのステップ、および学習方法についての解説です。これらの知識を活用して、魅力的で機能的なウェブページを作成することができます。プログラミングの道は決してかんたんではないですが、応援しています!

B!

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