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【現役Web担当者が語る】Web担当者になる方法。仕事内容や必要スキルも

デジタル化の時代において、SNSやコーポレートサイト、サービスサイトなど、Webを活用して企業の情報発信をするWeb担当者の重要性は高まっています。

その担当領域は、多岐にわたりますが、具体的にどのような仕事内容を担当すればいいのでしょうか。また、別の職種からWeb担当者になるには、どのような方法があるのか、Web担当者としてスキルアップするにはどうすればいいのでしょうか。

本稿では、店舗業からWeb担当者にキャリアチェンジをした著者の過去経験をもとに解説したいと思います。

👍こんな方のための記事です
  • 別職種からWeb担当者へのキャリアチェンジに興味がある方
  • Web担当者になれ!とアサインされたけど、業務内容や必要スキルがわかっていない方
  • Web担当者としてワンランク上のスキルアップをしたい方

 

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Web担当者の仕事内容って?

Web担当者と一言でいっても、その業務は多岐にわたります。また、「Web担当者」は特に定義がある職種ではないので、企業によっても少しずつ担当領域が変わります。

所属部署としては、広報・PR部門やマーケティング部門に内包されていることが多いですが、小さな会社の場合、別部署の方が兼務して担当することもあります。

業務をかなり大きなカテゴリに分けると、以下のような領域を担当することが多いでしょう。

 

それぞれについて簡単に解説します。

Webディレクション/制作進行業務

いわゆる社内のWebディレクター的な立場として担当する業務には以下のようなものが挙げられます。

社内でのキャンペーンサイトやWebプロモーションなどを実施するとき、また、コーポレートやサービスサイトのリニューアルなどを担当するときに、全体の進行管理や最適な外部ベンダー探し、管理などを担当するのが主な仕事となります。

社内でサイト制作機能がある場合は企画やディレクションを担当することもありますが、外部ベンダーに依頼する場合はベンダー選定や管理などが求められます。

また、Webサイトは会社の「顔」とも呼べるものなので、経営陣や現場の声をもとに、どのようなものを作っていくのかの要件定義が主な業務になることが多いです。

 

Webサイトの更新・運用業務

Webサイトリニューアルや新規LP制作などは、企業によってはスポットで入るだけの業務の場合もありますが、既存のWebサイトの更新・運用業務が日常的な業務として発生します。

 

など。

しかし、ただ運用、情報更新をするだけでは成果にはつながらないので、以下のようなWebマーケティング業務が重要となります。

 

Webマーケティング業務

Web担当者の担当業務の中でも特に奥が深く、直接的に数字と向き合う必要がある領域がWebマーケティング業務です。

 

 

氷山の一角ではありますが、いかにWebをチャネルとして集客をするかが問われます。

 

このように、「Web担当者」と一言でいっても、いかに様々な業務を担当するかがわかったかと思います。

運用・更新だけでなく、このあたりの全体感を把握した上で、いかに効率的に集客につなげていくかの戦略設計がWeb担当者には求められます。なかなか難しくも、奥深く、やりがいのある仕事といえるでしょう。

 

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Web担当者に求められるスキル

細かいスキルは各領域の業務内容を見ていただければ、なんとなくわかると思います。

ベースとして特に必要となるであろうスキルをいくつかピックアップすると以下のようになります。

 

 

Web担当者と聞くと、中には有名な「SNSの中の人」みたいに、一見キラキラした業務内容を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、実際は社内調整や泥臭いヒヤリング、数字改善のためのコツコツとした作業の積み重ねです。

昨今は炎上リスクなどもあり、企業の「顔」であるWeb上の情報の出し方をひとつ間違えば株価の大幅下落につながることもあります。

常に、世の中の流れをウォッチし、継続的に学習し、コツコツPDCAを回していきましょう。

 

Web担当者になるには?

Web担当者になるには、大きく分けて、「社内からWeb担当者になる」か「別の会社にWeb担当者として入るか」の2択です。

社内からWeb担当者になる方法

著者は過去に店舗業の会社で働いていて、店舗から本部のWeb担当者としてキャリアチェンジをしたことがあります。

当時の経験をもとに、自社で別職種からWeb担当者になるためのポイントをまとめます。

 

現在の業務の中から、Web領域で成果を出す

たとえば店舗業であれば、ホットペッパーや食べログなどの各種媒体を用いた集客で成果を出す、各店舗ブログやSNSアカウントでの集客ナレッジを自分なりに作り出して成果を出し、それを本部や他店舗に波及させるなどです。

Webの仕事がしたいことを発信し続ける

上長面談や経営層との接点があったときなどに、自分の先々のやりたいこととしてWebの仕事に関わりたいと言い続けること、わかりやすい形で発信し続けることは大事です。

 

自分がWeb領域でバリューを出せることをアピールする

「やりたい!」と伝えることも大事ですが、「できる!」と確信を持って伝えられるかはもっと大事です。ですから、Web領域でしかるべきスキルアップをして、バリューを出せることをアピールする必要があります。

そのためにも、SNSやブログなどで自分ならではのわかりやすい成果を出す、Webに関連した体系的な知識を身につけるなどの努力が不可欠となります。

 

社内の場合、いかにアピールをするかが重要となりますが、一方的なアピールではなく、社内の人員配置を担当する人にいかに自分のバリューを伝えるかの、ある種政治的な動きや、納得させるためのベーススキルが確実に必要になります。

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Web担当者として転職する方法

続いて、別の会社にWeb担当者として転職する方法です。

ずばり、未経験者をいきなり募集する会社はなかなかありません。ですから、ベースとなるスキルと、面接時に語れる自分ならではの経験は確実に持っておく必要があります。

スキルアップのポイントとしては、「独学」か「スクールで学ぶか」のどちらかになるでしょう。

 

独学でWeb担当者のスキルを身につけるには

独学でWeb担当者を目指すには以下の方法があります。

コツコツ、業務時間外やプライベートの時間を削ってでも、自分なりの経験を身につけるとよいでしょう。

企業としての情報発信と個人でのWebを通じたマーケティングはまた別物ではありますが、勘所をおさえるにはまずやってみるのがよいでしょう。

ただし、前述したとおり、かなりコツコツした努力が求められるので、三日坊主には注意です。やり抜きましょう。

 

効率的にWeb担当者のスキルを身につけるなら、スクールがおすすめ

独学のほうがコストはおさえられることも多いですが、反対に費用が安い分、三日坊主になって飽きてしまうことが懸念としてあげられます。

スクールの場合、スキルアップに投資をすることで「もとをとってやるぞ!」と気合を入れることで、いやが上にもやり抜く気持ちが生まれます。(成果にコミットするジムのようなものです)

また、プロからかいつまんで抑えておきたい知識を教わることができる、気になるポイントをヒヤリングできるなどのメリット、一緒に学べる仲間ができるなどのメリットがあります。

「独学でやり抜く自信がない」という方には、スクールがおすすめです。

 

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地方でなかなか近くにスクールがない方や、通学に時間をかけたくない方にもおすすめ。

Web担当者としての基礎知識をおさえるにはもってこいの内容となっていますので、まずは講座ページを一度見てみてください。

デジハリオンラインは、未来のWeb担当者を目指すあなた、Web担当者としてさらなるスキルアップを目指すあなたを全力でサポートします👍

 

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