Web制作関連の職種は、在宅ワークが比較的可能で、副業で仕事がしやすいと言われています。
では、その上流工程であるWebディレクターの仕事を副業で行うことは可能なのでしょうか?
この記事では、会社に勤務している場合や本業の仕事がある場合に、副業としてWebディレクターの仕事をする方法を見ていきましょう。仕事を見つける方法や収入の目安なども紹介していきますね。
Webディレクターは副業でもできるの?
そもそもWebディレクターの仕事とは?
Webディレクターは、主にプロジェクトの進行管理・品質管理を担当し、Web制作における責任者の役割を果たします。
プロジェクトに問題がないか常にチェックし、問題点があればデザイナーやプログラマーに的確な指示を出して問題を解決します。また、クライアントの意向を聞き出し、制作現場に共有することも仕事の1つ。
つまり、制作に関わるメンバーとコミュニケーションを取り、プロジェクトを円滑に回すことが仕事のメインです。場合によっては、企画立案も行うこともあります。
常駐案件が多い職種ではありますが、直接コミュニケーションを取る必要のない案件の場合は、在宅でもWebディレクターの仕事をすることができます。
Webディレクターを副業とするには?
Webディレクターは、メールやチャットなどでコミュニケーションを取りながら仕事を進行します。制作スタッフから質問が来た場合、迅速に返事をしなければ作業が止まってしまいます。会社勤めをしている場合、レスポンスが悪くなり、進行に影響が出てしまうかもしれません。
Webディレクターの仕事を副業とする場合、例えば本業の仕事が週3回の勤務なら、週2回を条件として募集している仕事を請けることができます。週2回程度の案件は実際に存在します。
また、本業が夜間の仕事であれば、昼間に出向してWebディレクターの仕事ができます。ただし、睡眠時間が少なくなりどちらの仕事にも支障が出るということのないよう、自己管理や調整が必要です。
他にも、日中は本業に専念して、夜帰ってから進行状況や品質をチェックし、メールで適切な指示を行うスタイルでWebディレクターとして働く方法があります。あらかじめクライアントや制作スタッフの同意があれば、このスタイルで働くのが無難かもしれません。
Webディレクターとして副業をする場合は、自分のライフスタイルに合った条件の仕事を見つけることがポイントです。
副業で仕事を獲得する方法
では、副業としてWebディレクターの仕事を探す場合、どうすれば良いのでしょうか?
知人から仕事を依頼してもらう
Webディレクターを探している友人や知人がいれば、そこから仕事をもらうのが早いでしょう。知り合いであればこちらの事情もわかってもらえますし、顔見知りという安心感があります。
フリーランス向けのWebサイトを活用する
Webディレクター向けの案件はやや少なくなっている傾向にありますが、常駐案件であれば一定数の仕事があります。
運営側がカウンセリングをしてくれて、副業にピッタリな案件を紹介してくれることもあるでしょう。
収入の目安は?
フリーランスのWebディレクターであれば、プロジェクト単位で契約となります。収入は、担当するWebサイトの規模や状況によって差はありますが、フルタイムで働いて月単価50~80万円程度が相場です。副業の場合は、これより安くなる可能性が高いでしょう。
週2回の出勤で、月10~20万円という案件もあります。実績や業務内容次第で、さらに稼ぐことも可能でしょう。
まとめ
Webディレクターはインターネット環境が整っていれば、在宅でできる仕事です。週2日から勤務できる常駐案件もあり、副業にできるかどうかは本業の仕事との調整次第という部分があります。
自分の実績やスキル、ライフスタイルなどと相談して、副業にできそうな案件を探してみましょう。