すべてのゲームはゲームクリエイターの手によって作られています。今回の記事ではゲームクリエイターがどんな仕事をしていて、年収はいくらくらいなのか、どうすればゲームクリエイターになれるのかなどをまとめてお伝えします。
何百時間も楽しんだあのRPGや迫力のグラフィックに感動したアクションゲーム、友達と青春を語る上では外せない格闘ゲームなど、みなさんも思い出のゲームが1つはあるのではないでしょうか。そのすべてが、ゲームクリエイターの方の仕事によって生まれています。
ゲームが大好きな方にとって、ゲームの開発に携わることができる「ゲームクリエイター」という仕事は憧れではないでしょうか。とても人気が高いため、常に競争率が激しい仕事だといえますが、なりたい人は後を絶ちません。
ゲームクリエイターになるためにはどのようなステップを踏んだら良いのか、そして具体的な仕事内容や年収などといった基礎知識についてまとめてみました!ゲームクリエイターに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
こんな方のためにまとめています👍
・ゲームが大好きでこれからゲームクリエイターになりたいと考えている人
・ゲームクリエイターの仕事内容や年収などの基本情報について知りたい人
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ゲームクリエイターとは?
ゲームクリエイターとは、ゲームソフトの開発や制作を手掛ける仕事です。例えば、自社内でゲームの開発から販売まですべてを行っているゲームメーカーに勤務する場合、ゲームクリエイターは開発部門を担当します。
一方、ゲーム開発会社に勤務する場合は、ゲームメーカーから発注を受けた内容を元に、ゲームを制作することがゲームクリエイターの務めです。ゲームメーカーは大規模な企業が多いですが、ゲーム開発会社は比較的小規模な企業が多い傾向にあります。
働き方としては、開発会社ほどどうしてもプロジェクトの進行状況によっては緊急対応が生まれたり、納期がカツカツの状態で進めなくてはならないなどの問題が生まれる傾向があります。
しかし、大人数でのプロジェクトが終了し、自分が手掛けた作品が世でヒットしたときの喜びは替えがたいものがあります。
ソーシャルゲームなどは、それほど予算がなくても、思わぬアイデアによって大ヒットすることなどもあり、ヒットをすれば夢のある業種といえるかもしれません。
ゲームクリエイターの仕事内容
一口にゲームクリエイターといっても、その仕事内容は担当箇所によってさまざまです。ゲームのシナリオを考案する、デザインや音楽を決める、ゲームプログラマーと共にゲーム内のシステムやプログラムを考えるなど、多種多様の仕事があります。代表的なものを以下にまとめてみました。
・プロデューサー
ゲーム制作における予算面の管理や制作メンバーのスケジュール管理などを行います。
・ディレクター
ゲーム制作の進行を確認しながら、個々の部門に的確な指示を出します。
・プランナー
新しいゲームをプランニングします。市場の動向をマーケティングしながら、今後どのようなゲームが売れそうかを企画・立案します。
・シナリオライター
ゲームのストーリーや登場人物のセリフを決めて行きます。全体を見ながら調整しシナリオを作っていく必要があるため、プロデューサーやディレクターが兼任するケースも多く見られます。
・グラフィックデザイナー
ポリゴンと呼ばれる3Dグラフィック技術を使って、登場人物や背景といったすべての絵を描いていきます。
・サウンドクリエイター
ゲーム内の音楽を担当します。戦闘時の音楽やテーマ曲を作ることはもちろん、ボタンを押す音、ドアを開ける音などといった効果音も作ります。
・プログラマー
絵や音楽などを、プログラミングを行ってゲーム内に落とし込む作業を行います。
ゲームプログラマーになるには?ゲームプログラマーの仕事内容&年収
ゲームクリエイターになるには
ただし、ゲームクリエイターという仕事において最も大切なことは決して学歴ではなく、センスや企画力、表現力です。就職試験の際にも、必ずこの力量を見られることでしょう。また、ゲームに対する情熱があるかどうかも重視されます。
大学時代の文系、理系などの区分も大きな会社であれば意識されることもありますが、個人のスキルと情熱、今後の伸びしろが何よりの採用基準になります。
ゲームクリエイターの年収は?
ゲームクリエイターの年収は、勤めている会社の規模や役職によって大きく異なります。一般的に正社員として働く場合は、年収300~600万円ほどが平均であるといえるでしょう。役職が上がってトップのゲームクリエイターになれば、年収1,000万円超えも夢ではありません。
ゲームクリエイターに求められるスキル
開発者やプランナーやディレクター、サウンドクリエイターにシナリオライター、必要なスキルは職種によってさまざまですが、ベースとして必要な共通スキルとしては以下があります。
・各ステークホルダーの意図を汲み取るスキル
・要望をふまえた上ですり合わせをするスキル
・理想像をイメージして現状とのギャップを言語化するスキル
・「最近何が人気なんだろう?」という情報をキャッチアップし、ユーザーの心を分析する能力
・この方が面白いかもしれない!というプランCのアイデアを持つ発想力
・納期通りにプロジェクトを進める能力
・ゲームが好きだ!という愛
商業用のゲームは基本的にひとりでは作れません。
様々な人とプロジェクトを動かしていくために、コミュニケーションを重ねていく必要があります。
また、プロジェクトには納期がつきものであり、調整をしながら最大限のアウトプットをする必要があります。
中には夜遅くまで開発やエラー対応などをしなくてはならないこともあるかと思いますが、そこに耐えられるガッツと作っているものへの熱が必要です。
未経験からゲームクリエイターになるためには「独学」か「スクール」かどちらがおすすめか?
そもそも、未経験からゲームクリエイターになれるのか?という疑問がある方もいらっしゃるかと思いますが、結論、未経験でもなることができます。
ディレクターやプランナーなどの職種であれば、ゲーム業界未経験でも転職する人はいますし、開発サイドでも、mayaや3ds Maxなどの技術を身につけることでクリエイターとしてデビューをすることができます。
基本的に、未経験からゲームクリエイター(開発者)になるには、「独学でスキルを身につける」か「スクールで習うか」のどちらかになります。
独学は、3ds Maxやmayaなどのソフトを自ら購入し、書籍をベースに自分でコツコツ勉強していくやり方がメジャーです。
しかし、独学の場合、フィードバックが受けられなかったり、何か気になったポイントがあったときに質問ができないといった事態が頻発します。
また、途中で飽きてしまったり、難しくて挫折することもよくあるため、できればスクールで勉強することを推奨します。
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