卒業生紹介
NO.10
会社員から SOHO
受講コース:デジタルデザイン専攻 Webディレクションパック(現:Webデザイナー講座)
Web制作会社を卒業し、SOHOデビューしました。
Web業界への転職はタイと繋がることができたと言う意味でも正解だったと思います。
大好きなタイの魅力を、世界中に伝えることができるだけでなく、世界と繋がることができるのですから。
2年半、タイで日本語教師、タイ語の学習、タイの制作会社に駐在してのお仕事を経験しました。そして、タイの心を大切にする文化と楽しく自由に生きる精神に感動し、虜になりました。
いつしか、どうしたらタイとのつながりを持つことができるのか、タイの素晴らしさをみんなに伝えることができるのか、と考えるようになり、『インターネットなら、タイとつながれるぞ』と思いました。
しかしながら、当時私は全くの初心者だったのでインターネットで、どんなことができるのか、どんな業種があるのかさえ、分かりませんでした。模索している日々が続いたある日、目に飛び込んできたのがオンラインスクールのWebサイトでした。
オンラインスクールのWebサイトを巡るうちに、『Webデザイナー』という職種があることを知りました。その仕事と、可能性を知るうちに『Webデザイナーになれば、日本中だけではなく世界中にタイの素晴らしさを伝えることができる。』と考えるようになりました。
しかしながら、『Webデザイナー』とは、私にとって未知の職種でした。Illustrator?Photoshop?Dreamweaver?何に使うソフトなんだろう。というくらいの初心者でした。
ソフトの正規価格を見ると、目が飛びでてしまうほど高額だったのですがオンラインスクールのコースには、受講料にソフト代が含まれていて、その上卒業後も活用できるということだったので、気にならずにはいられませんでした。
また、平日は仕事、週末は日本語教師をしていたので、生活リズムをかえずに学習したかった私には、スクールに通うこともなく自宅のパソコンから24時間いつでもオンラインで学習できる<学習サポートシステム>がぴったりだと思いました。
そして、経験豊富な講師陣に<受講期間中、質問を無制限にできる>というのも初心者の私には大変魅力的でした。
オンラインでの学習だったので、急遽タイに飛ぶことになっても 『これなら続けられる!』、という点も安心でしたね!(笑)
受講期間中は、仕事からの帰宅後1時間ほど学習しました。 睡眠時間を少しだけ削るくらいで ライフスタイルは変わらなかったですね。休日は、日本語教師をする時間や草野球などのプライベートも受講前と変わらず、大事にしました。
学習では、少しでも分からないことがあると、すぐ先生へ質問しました。初心者なので、疑問点をどう伝えたらいいかわからず、文章が長くなってしまったり、文章が整ってなかったりしたのですが、経験豊富な先生方は疑問点を汲み取ってくださり、的確な回答をくださいました。また、回答と合わせて参考サイトを教えてくださって更に理解を深めることができました。(すぐにブックマークしましたよ!)
おかげで学習につまづくことも少なく、受講期間中は、なか弛みしませんでした。一番の思い出は、なんといってもWeb制作課題です。作品規定さえ守れば、作りたい作品を制作することができたので「大好きなタイを広める一作品目を作ろう。」と、とても楽しくWebサイトを制作することができました。それが、今も運営している『タイの素』(画像参照)の初代です。
スクーリングだと、聞いた後すぐ忘れてしまうようなことでも質問回答と課題講評は文章データとして残りますので、復習のときや、卒業後にとても役立ちました。
長いかなと思っていた受講期間は、学習、作品制作、仕事、日本語教師・・と充実した時間となりあっという間にすぎていきました。
週に7時間、合計160時間近く学習をしたのですが、期待以上の実りのあった期間でした。
オンラインスクールを卒業後、受講期間中に得た人脈を通じて海外との繋がりが強いWeb制作会社へ転職することができました。30代一歩前、29歳のころでした。
入社前の面接時には、Web制作課題で制作したWebサイト『タイの素』を卒業後も改良を加えポートフォリオ(※1)として活用しました タイの話題になり『外注依頼先の開拓に、タイルートも可能性がある』と聞いたときは運命を感じました。
勤務先は、都会のビジネス街にあったのですが、尊敬する上司が『楽しく自由に!』をモットーとされていて都会の無機質な感じとは裏腹に、とても雰囲気の良い会社でした。
Webディレクターと兼任して、外国のWeb制作会社に仕事を依頼する<オフショア開発(※2)>という仕事をさせていただきました。
在職期間中に、一日10件以上の外注依頼を仲間に助けられながらこなせたこと、そして、自ら企画を練って<タイへの外注ルート>を開拓できたことは大きな自信となり、成長することができたと思います。
当時の上司や仲間とは今でも飲みに行ったり、旅行に行ったりと付き合いが続いているんですよ。
※1ポートフォリオ…就転職の際に活用する自己作品集
※2オフショア開発…システム開発・運用管理などを海外の事業者や海外子会社に委託すること
タイ料理屋が香山さんのくつろぎの場。
現在、SOHO Webコンサルタント兼Webディレクターとして個人で仕事を受注しWebサイトを制作しています。また、公共職業訓練のWeb講師もしています。
今の私があるのは、タイの人々との出会いから始まりオンラインスクールの先生方、そして会社を通して出会った多くの方々のおかげだと思います。
今後の目標ですか?
やはり、「タイ」に深く関わっていきたいですね。
メディアで、TV広告は衰退している今、Web広告はまだまだ伸び代のある、とても魅力的な分野だと思います。日々経験を積んで仕事を通じて出会ったタイのWeb制作会社のスタッフたち、日本人のクリエイターたちとこれからどのような仕事ができるのか、新しい発想と可能性を混ぜながら夢につなげていきたいです。
Webで心と心がつながるように『楽しく自由に!』!