さる6月18日、10月発売予定のPlayStation 4用ヘッドマウントディスプレイ「PlayStation VR」予約受付がスタートし、朝9:00の受付開始と同時に、ほとんどの販売店や通販サイトで売り切れ表示となるなど、ちょっとした話題になりました。

PlayStation VR

※画像はhttp://www.jp.playstation.com/psvr/より引用

 

PlayStation VRの「VR」とは、皆さんご存知の通り、

バーチャル・リアリティーの略で、「仮想現実」と翻訳されます。

 

3DCGや音響などによって作られたこの「仮想現実」を、頭に装着するディスプレイで再生することにより、あたかも自分自身がそこに存在しているような、これまでにない没入感を体験することができます。単なる3D映画とは違い、自分が振り向きたいタイミングで振り向くと、きちんと「空間」がそこにあるので、頭だけでなく身体までもが信じてしまうような、不思議な感覚に驚かされることでしょう。

バーチャル・リアリティー

ゲームだけではありません。昨年話題になった、全方向の画像を一度に撮影することのできる「全天球カメラ」などで撮影した動画や写真を使い、360度全方向を見渡せるコンテンツなども今後盛り上がる兆しを見せています。

 

2016年VR・AR市場は約50億ドル、2020年1500億ドル規模に

 

さて、このVRを体感できるコンテンツが一般家庭で気軽に再生できるようになると、世界はどんな風に変わるでしょうか?

 

今までのゲームや映像のコンテンツは、カメラが切り取る一つの画面を、作りこむことが主流でした。言ってしまえば、カメラが向けられない箇所は“はりぼて”でも構わなかったのです。

 

しかし今後は、決められたムービーを「見るだけ」のコンテンツではなく、好きなタイミングで(自ら首を動かして)背後を振り返ったり、仮想空間ならではの海や空を自由に探索したりするようなコンテンツがたくさん生まれてくるでしょう。人には生まれながらにして「知りたい」という欲求がそなわっています。見回したい、歩き回りたい。あるいは、飛びたい、潜りたい…そんな欲求を心のままに叶えることができるVRコンテンツが、放っておかれるはずがありません。

 

となると、同じ1つのゲーム・映像を制作するにしても、実際に作るコンテンツの総量は比例して伸びていきます。業界は深刻な人手不足が予測されますね。

 

そう、3DCG・映像を学ぶなら、断然「今」が狙い目なのです!

 

通学制のデジタルハリウッドが開講したのは、初代プレイステーションが発売された1994年のことでした。

プレイステーションの登場、つまり、3DCGが家庭に持ち込まれるようになった年から、20年あまり。朝のニュースひとつとっても、3DCGを目にしない日はありません。

 

10年後、20年後…私たちの日常にVRはどのように組み込まれていくでしょうか?

またとないCG・映像の大きな一歩を踏み出す瞬間に、当事者として立ち会いませんか?

 

デジハリ・オンラインスクールのCG・映像コース案内はこちら

 

ちなみに今回惜しくも予約をし損ねた!という方、

東京お台場で「PlayStation VR」体験会も開かれるそうです。

是非新しいコンテンツの可能性を実際に体験してみてくださいね。

 

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