テレビCMや映画、YouTubeなどを見て「自分もあんな素敵な動画作ってみたい!」と思ったことがある方は多いのではないでしょうか。そんなあなた、ぜひ動画づくりをしてみませんか。

ということで、本稿では基本的な動画制作の方法や必要なもの、おすすめの動画編集ソフトなどをまとめて解説していきます。

【プロ監修】映像制作×マーケティングを学ぶ講座

動画の作り方を知る前に!まず必要なもの

動画の作り方の解説に入る前に、まずは準備段階で必要なものをまとめていきます。

カメラなど撮影機材

動画制作の基本は良い素材を撮影することから始まります。最近はスマートフォンのカメラでもシネマティックモードがあるなど、美しい映像を撮影できますが、より高品質な映像を求める場合はやはり専用のデジタルカメラやビデオカメラがおすすめです。

パソコン

動画編集には高性能なパソコンが必要です。編集作業は処理が複雑であるため、快適な作業環境が重要です。初期投資として特に費用がかかるアイテムではありますが、十分なメモリと高い処理能力を備えたパソコンを用意しましょう。低スペックのものを使うと作業効率が落ち、安物買いの銭失いになりかねません。

動画編集ソフト

素材の編集や演出には動画編集ソフトが不可欠です。初心者向けにはMacにプリインストールされた「iMovie」などがありますが、より本格的な動画制作に興味があるのであれば、高度な編集が可能なソフトも視野に入れておくと良いでしょう。

素材(撮影した動画など)

良質な素材は良い動画の基本です。撮影した動画や写真、音楽など、必要な素材を集めておきましょう。

良い動画ができるかどうかは、良い素材が用意できているかどうかと言っても過言ではありません。用途によりますが、著作権には気をつけましょう。

【編集】動画作りの基本手順

動画作りをしていく上でのベーシックな手順を解説していきます。

関連記事:【2024年版】動画編集のやり方初心者編!おすすめのソフトは?勉強方法は?

企画・構成

具体的に動画を作っていく以前の企画段階から動画の完成度は大きく左右されます。動画を作る目的や理想状態に沿って、伝えたいメッセージを明確にし、ストーリーを考えましょう。良い企画と構成があれば、編集作業もスムーズに進みやすくなります。

全体のストーリーの流れをまずはメモに書き出してみて、具体的にどんな素材を用意し、どんなエフェクトを追加するかなどを事前にイメージしてみましょう。

撮影など素材の準備

事前に必要な素材を収集し、撮影が必要な場合は計画的に行います。素材準備は非常に工数がかかるパートです。また、完成度やストーリーに撮れ高が大きな影響を与えます。特に撮影がある場合は、事前の企画段階での必要なカットやほしい素材作りが重要になるので、あとから追加撮影が発生しないようにできるだけ細やかに構成を練っておくのが大事です。

また、音声やイラストなど素材の著作権にも気をつけましょう。撮影を実施する際は、できるだけ多く使える素材を用意しておくと、後でテイストや方針の変更があった際に柔軟に対応しやすくなります。

動画編集ソフトへの素材の取り込み

続いて、用意した素材を厳選した上で、動画編集ソフトに素材を取り込みます。ここからが編集パートとなります。

素材は多く取り込みすぎてしまうと本当に必要な素材がどれだったか探しにくくなったり、ソフトが重くなったりするので、ある程度は厳選しましょう。

クリップのカット、並べ替え

撮影した動画素材のすべてを使用すると、違和感があることや冗長になることがあります。ですから、不要な部分をカットし、撮影したクリップを適切な順序で並べ替えます。これによってストーリーがよりわかりやすくなります。動画をカットする際はBGMとの違和感が生まれないように細やかに調整をしましょう。

エフェクトを施して演出

必要に応じてエフェクトを加え、より魅力的な映像に仕上げます。トランジションやオーバーレイを活用することで、クオリティの高い動画になります。

初心者はついついエフェクトをたくさん盛り込んでしまいがちですが、エフェクトを盛り盛りにしてしまったり、たくさんの種類を使ってしまったりすると統一感が失われてしまうので工数が余計にかかってしまう可能性があります。最初の企画・構成パートは本当に重要です。全体で使用するエフェクトはある程度絞りましょう。動画編集は「引き算」が大事です。

音量・色などの補正やテロップ挿入

音声や色調を調整し、必要に応じてテロップを挿入します。これによって視聴者により分かりやすく情報を伝えることができます。映像の色味の補正やテロップのフォントなどもできるだけ統一感があるものを使用しましょう。

動画によっては音量が大きかったり小さかったりするので、BGMの音量と違和感がない、ちょうどよい音量に調整しましょう。

書き出し

最終的な編集が完了したら、動画を書き出して保存します。適切な形式や解像度を選び、出力します。書き出しには時間がかかるので、スケジュールにはゆとりを持って進行しましょう。

場合によっては、書き出した後にYouTubeやVimeoなどに動画をアップして、SNSでのシェアなどがこの後の工程として進行していきます。

 

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動画のクオリティをアップさせる秘訣

動画のクオリティを少しでもアップするにはどのような方法があるのでしょうか。ポイントをまとめます。

撮影時にはクリアな映像を!

十分な照明を確保し、クリアな映像を撮影するだけでぐっとクオリティはアップします。明るい環境で、手ブレしないように撮影するのがクオリティ向上のポイントです。

構成はシンプルに

無駄な要素を取り除き、シンプルな構成にすると映像編集中に迷子になりにくくなります。また、シンプルで起承転結がはっきりした分かりやすい動画が視聴者に好まれます。これは企画・構成段階から意識しておきたいことです。

反対に複雑な設計にしてしまうと手戻りやそもそもの方針の変更などが入るおそれがあり、工数が余計にかかってしまう可能性があります。最初の企画・構成パートは本当に重要なんです。

BGM・効果音の活用

BGMや効果音を適切に活用することでぐっと動画に引き込みやすくなります。有名YouTuberの動画を見ればその重要性がわかることでしょう。音声のクオリティも重要であり、適切なBGMや効果音を使うことで動画全体の印象が変わります。良質なマイクがあると音声も聞き取りやすくクリアなものになります。

屋外で撮影する際は周りの雑音や風の音などには気をつけましょう。

テロップの有効活用

YouTubeなどで動画を見る人は隙間時間に視聴する方が多く、情報が爆発して忙しい現代人にとって、冗長な動画はすぐにスキップされてしまいます。テンポのよさと、何について登場人物が話しているのかがわかるようなテロップづけをお忘れなく。

おすすめの動画編集ソフト

続いて、動画編集初心者に向けておすすめのソフトを解説していきます。

 

関連記事:【最新版】動画編集ソフトのおすすめ10選!動画編集の仕事内容やなり方も徹底解説

ソフト1: iMovie

Macユーザー向けの無料の編集ソフト。シンプルで直感的に操作できるため、結婚式や誕生日のお祝いムービーなど、初めてMacで動画編集をする人にとってはオススメのソフトです。

MacやiPhoneなどApple製品向けのサービスになるので、WindowsやAndroidでは使用できないため、WindowsやAndroid派の方は別のソフトを検討するのがよいかもしれません。

ソフト2: Adobe Premiere Pro

プロフェッショナル向けの高機能な編集ソフト。豊富な機能があり、高度な編集が可能です。国内外の多くの映像作品で使用されており、初心者にとっては機能が豊富すぎる可能性もあります。有償のソフトですが、将来的に映像のプロを目指す方は投資してみてもいいかもしれません。

ソフト3: Final Cut Pro

Macユーザー向けの高性能な編集ソフト。Premiere Pro同様、有償で多くのYouTuberが使用しており、高品質な映像編集ができます。こちらもiMovie同様、Mac専用のソフトとなるので、Windows派の人は別ソフトがよいかもしれません。

ソフト4:Filmora(フィモーラ)

Premiere ProやFinalCutほどの高機能じゃなくてもいいけど、できるだけラクに操作がしたい!という方にオススメなのが有償ソフトのFilmoraです。初心者だけどある程度こだわった映像が作りたい、という方にはちょうどよいかもしれません。

ソフト5:DaVinci Resolve

初心者から上級者まで幅広く使えるソフトです。機能制限版の無料版とフル機能版がありますが、無料版でもエフェクトの数やプロ向けの連携機能を除く多くの機能が使用できます。

 

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目的別、動画作成時のポイント

次に、動画制作の目的ごとに作成時のポイントをまとめます。

個人で楽しむ動画

自分自身や友達と楽しむための動画では、クオリティよりも楽しさやアイディアが重要。自由に創造して楽しむことがポイントです。たとえば、サークルの打ち上げムービーや、友達と旅行に行ったときのVlog、バースデームービーやウェディングムービーなどです。

とにかく自分たちが楽しいと思う要素を詰め込んで自由に楽しんじゃいましょう。

SNSのための動画

SNSはスキマ時間で見ている人がほとんど。長尺で引き込む要素やオチがない動画はすぐにスキップされてしまいます。TikTokの動画がわかりやすい例ですが、短い尺でわかりやすく、視聴者を引き込む要素を取り入れることが重要です。カラフルなエフェクトやキャッチーなBGMが良い印象を与えます。

マーケティングなど企業用動画

伝えたいメッセージや商品の魅力を明確にし、プロフェッショナルな印象を与えることがポイントです。目的にもよりますが、素人のムービーとは異なり、一定のクオリティや明確なメッセージが端的に伝わることが大事です。

クライアントとどのようなメッセージを届けたいかを熟考した上で動画を作っていきましょう。

動画作成を学ぶなら「デジハリオンライン」で!

動画作成のスキルを本格的に学びたいなら、「デジハリ・オンラインスクール」がおすすめです。デジハリ・オンラインスクールは、多くの動画クリエイターを輩出してきたデジタルハリウッドが運営するオンラインスクールです。好きな場所で好きなときに学べるのが特徴で、豊富なカリキュラムと実践的な授業で、初心者からでもプロ並みの動画制作スキルを身につけることができます。また、ただ動画を学ぶだけでなく、どうやったらより多くの視聴者の心を動かすのかというマーケティング的視点も学べます。

気になる方はまずは一度講座ページを見てみてください。

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まとめ

動画の作り方は手順を踏みながら、必要な素材やソフトを上手に活用することで初心者でも十分に実現可能です。企画から編集、そしてクオリティの向上まで、順を追って取り組むことでより良い動画が完成します。最初はとにかく手を動かして場数を積むことです。根気のいる作業も多いですが、ぜひ動画制作を楽しんでください!