スマートフォンの普及によって誰もが高画質な動画を撮影できるようになり、SNSで気軽にシェアできる時代となりました。

近年はYouTuberのように、個人でもまるでテレビ番組のようにハイクオリティな動画をアップし、収益化したりする人たちも出てきました。5Gの導入によって、さらに多くの動画がアップされることが予想され、今後ますます動画編集の技術が求められる時代がくると考えられます。

本稿では、これから動画編集をしてみたい!という方に向けて、オススメの無料/有料の動画編集ソフトを紹介していきます。

 

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動画編集ソフトとは?

動画編集ソフトは、その名のとおり、PCやスマートフォンなどのデバイスを用いて、動画を編集するためのソフトを指します。

AviUtlやiMovieのような無料のものから、プロ仕様の有料のものまでさまざまなものがあります。無料のソフトと有料のソフト、それぞれのオススメソフトを紹介します。

 

YouTuberになりたい!おすすめの動画編集ソフトをまとめてみた【PC/スマホ対応】

 

無料で使えるおすすめ動画編集ソフト5選

まずは、これから初めて動画編集をする方にオススメの無料ソフトを紹介します。

AviUtl

出典:AviUtlの易しい使い方

フリーソフトの中でも人気のあるものの一つが「AviUtl(エーブイアイ・ユーティーエル)」です。

1997年にWindows向けに開発され、拡張性の高さとシンプルなインターフェイスが特徴です。

プラグインの拡張には慣れが必要ですが、歴史があるソフトのためWeb上にも情報が多くあり、無料でも広く活用できるソフトです。

AviUtlの特徴とおすすめポイント

・動作が軽い

・多機能

・すっきりしたインターフェイス

・プラグインが豊富

・他ソフトとの互換性が高い

AviUtlの対応環境

・日本語対応

・Windows XP〜

iMovie

【スマホ】YouTuber向け動画編集ソフト「 iMovie」

出典:iMovie

MacのPCやiPhoneにプリインストールされている動画編集ソフトがiMovieです。

シンプルで直感的に操作できるため、結婚式や誕生日のお祝いムービーなど、初めてMacで動画編集をする人にとってはオススメのソフトです。

iMovieの特徴とおすすめポイント

・直感的な操作性

・MacやiPhoneにプリインストールされている

・ドラッグ&ドロップで操作できる

・4Kの動画編集も可能

 

初心者の入門編として多く使用されているソフトです。

 

iMovieの対応環境

対応言語:日本語

対応OS:macOS、iOS

こちらのページより、最新バージョンをダウンロードしてください。

 

Microsoftフォト

出典:Microsoftフォト

もともと「Windowsムービーメーカー」という名前だった動画編集ソフトが2017年に公式サポートを終了し、後継ソフトとして使用されているのがこちらです。

MacのiMovieのWindows版のようにイメージしてもらうとわかりやすいでしょう。

Windows10にプリインストールされており、Windowsで初めて動画編集をしたい方が利用することが多いソフトです。

Microsoftフォトの特徴とおすすめポイント

・シンプルな操作性

・Windowsにプリインストールされている

・OneDriveへの保存が簡単

Microsoftフォトの対応環境

対応言語:日本語

対応OS:Windows10

 

Lightworks

出典:Lightworks

Linuxが提供する動画編集ソフトです。

自由に使えるストックビデオやミュージッククリップのコレクションがある点が大きな特徴です。

初心者~上級者まで幅広く使えるソフトといえるでしょう。

Lightworksの特徴とおすすめポイント

・ストックビデオやミュージッククリップのコレクションが使用できる

・トリム機能が使いやすい

 

プロ向けに提供されているものを機能制限をして無料で提供しているため、課金をすることでさらに幅広い機能を使用できます。

Lightworksの対応環境

対応OS:Windows、Mac、Linux

DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)

出典:DaVinci Resolve

初心者から上級者まで幅広く使えるソフトです。

機能制限版の無料版とフル機能版がありますが、無料版でもエフェクトの数やプロ向けの連携機能を除く多くの機能が使用できます。

DaVinci Resolveの特徴とおすすめポイント

・ハリウッドでも使用されるほどの高機能

・8K編集、カラーコレクション、VFX、オーディオポストプロダクション機能などが使用できる

 

高機能すぎて、反対に初心者の方は操作性に慣れが必要かもしれません。

DaVinci Resolveの対応環境

対応OS:Windows、Mac、Linux

対応言語:日本語対応も可

プロも愛用!有料おすすめ動画編集ソフト5選

続いて、プロも使用する有料の動画編集ソフトをご紹介します。

本気で動画編集を仕事にしたい方は、こちらのソフトの購入を検討してもよいでしょう。

Adobe Premiere Pro(アドビ プレミア プロ)

【PC】YouTuberにおすすめの動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」

出典:Adobe Premiere Pro

世界で一番使われている動画編集ソフトです。動画編集、映像制作をしているクリエイターの9割以上が使用しているとも言われています。

動画編集の仕事の求人を見るとだいたい必要なスキルセットにAdobe Premiere Proと書かれているほど。

映像クリエイターとしてクライアント向けに動画制作などもやりたいと考えている人はこちらがおすすめです。

Adobe Premiere Proの特徴とおすすめポイント

・テロップ素材作りからCG合成まで幅広く使用できる

・Adobe専用フォントやエフェクトなどがかなり豊富

・Final Cutと異なり、Windowsでも使用可能

 

国内外の多くの映像作品で使用されているソフトです。初心者向けというより中級者以上向けといえるでしょう。

 

Adobe Premiere Proの対応環境

対応OS:Windows、Mac

 

FinalCut Pro

【PC】YouTuber向け動画編集ソフト「FinalCut Pro」

出典:Final Cut Pro X

Apple製の世界的な動画編集ソフトです。Macユーザーで、動画を仕事にしたい人にはおすすめです。

iMovieのアップグレード版のような仕様なので、使いやすいです。

FinalCut Proの特徴とおすすめポイント

・1,000以上の音楽・効果音素材が内蔵されている

・直感的な操作性

・iMovieとの互換性が高い

 

もともとiMovieを使っていて、さらにレベルの高い編集技術を身につけるためにFinalCut Proを使用するという方も多いです。

Windowsには対応していません。

FinalCut Proの対応環境

対応OS:Mac

 

Filmora(フィモーラ)

【PC】YouTuber向け動画編集ソフト「Filmora」

出典:Filmora

Premiere ProやFinalCutほどの高機能じゃなくてもいいけど、できるだけラクに操作がしたい!という方にオススメなのがFilmoraです。

プリインストールの素材がある程度あって、簡単に操作がしたい人はチェックしましょう。

Filmoraの特徴とおすすめポイント

・直感的な操作性

・BGMやエフェクト素材がある程度充実している

・有料ソフトの中では低価格

 

有料ソフトの中でも初心者向けといえるでしょう。

Filmoraの対応環境

対応OS:Windows、Mac

 

PowerDirector

出典:PowerDirector

初心者から上級者まで幅広く使える有料ソフトです。

公式のチュートリアル動画が充実しており、素材も充実しています。

PowerDirectorの特徴とおすすめポイント

・エフェクトやタイトル系素材が充実している

・有料ソフトの中では価格は安め

・プロ向けの機能も搭載

 

趣味として本気で動画編集に取り組みたい人、プロレベルの編集を値段をおさえて実現したい人にオススメです。

PowerDirectorの対応環境

対応OS:Windows、Mac

 

VEGAS Pro

出典:VEGAS Pro

とにかくサクサク動画編集したい!という方にオススメなのが、VEGAS Proです。

ソフトが軽く、操作性が高いのが強みです。

VEGAS Proの特徴とおすすめポイント

・サクサクと軽快に編集できる

・操作性が高い

・プラグインで機能を拡充できる

VEGAS Proの対応環境

対応OS:Windows

動画編集ソフトを選ぶ5つのポイント

ソフトを多く紹介しましたが、数ある動画編集ソフトの中から、自分にマッチしたソフトを選ぶにはどのようなポイントに着目したらいいのでしょうか。

1.ビデオカメラとの互換性

動画は編集するうえで、素材が不可欠です。

動画素材を撮影するビデオカメラとの互換性には気をつけておきましょう。

ビデオカメラの撮影データには「AVCHD」「MP4」などのファイル形式があり、動画編集ソフトで編集できるかどうかを購入前に確認しておきましょう。

2.有料か無料か

前述したように、動画編集ソフトには有料のものと無料のものがあります。

無料のものでも、高機能なものはありますし、有料ソフトを極めれば、プロと同じ環境でよりハイレベルの映像制作につながるかもしれません。

プロの動画クリエイターを目指すのか、個人の趣味の範囲で動画編集をするのかなど、目的に応じて自分似マッチしてそうなソフトを選ぶようにしましょう。

3.パソコンスペックとの相性

高機能なソフトほど、やはり求められるPCのスペックも高いものが求められるようになります。

iMovieやMicrosoftフォトのようなプリインストールソフトであっても、PCの容量がいっぱいだったり、PCスペックが低いと編集時に時間がかかるようになってしまい、ストレスにつながります。

超ハイスペックな高いPCを購入しよう!とはいいませんが、目的に合わせて、ある程度納得できるスペックのPCを買っておきましょう。

 

4.表現したいことができるか

エフェクトやBGM、タイトル、トランジションなど、自分の求めている映像表現を実現できるだけの機能があるかどうかは確認しておきましょう。

素材が多すぎても、使い切れないこともあります。趣味なのか、本気の映像作品をつくるのかなどで、必要な機能も変わってきます。

自分の好きなクリエイターがどのようなソフトを使っているかを確認してみるといいかもしれません。

5.動画編集の熟練度

これから初めて動画編集の世界に飛び込むのか、それとももうプロとして大量の作品をつくっているのかで適したソフトは変わってきます。

この先プロを目指すのであれば、いきなりプロ向けソフトを購入して慣れるのもひとつかもしれませんし、まずは安価、無料のソフトから慣れてみて、ある程度上達したあとにソフトを変えるという手もあるでしょう。

 

まとめ

動画編集の世界は奥深いです。本気度と目的によって、自分にマッチしたソフトを選ぶとよいでしょう。

これから映像クリエイターとしての一歩を踏み出すなあなたを、応援しています!