みなさんは、デジハリ・オンラインスクールのAdobeマスター講座をご存じですか?
- Adobe Creative Cloud学生・教職員版ライセンス1年分
- 60時間以上の基礎が学べるオンライン動画教材(視聴期間は1か月)
- 課題添削
上記をすべて含んで39,980円税込 / 36,346円(税抜)で利用できる人気のオンライン講座です。
学生・教職員版ライセンスなので、一見、学生だけが利用できるプランのように見えますが、
とあるように、本講座を受講することで 普段は会社にお勤めの方も、手に職をつけたい主婦の方も、リーズナブルな価格でAdobe Creative Cloudを利用できるようになります。
さて、ここで気になるのは「デジタルハリウッドの学生になれる」ということは、世の中の色々な『学割』も使えるのか?ということ。
そこで、デジハリ・オンラインスクールの「中の人」、冨松さんに話を聞いてみました。
ズバリ!デジハリ生は「学割」が使えるんですか?
――デジハリって学割は使えるんですか?もし使えるなら、とりあえず安い講座に登録して、電車代とかあらゆる学割を利用できてウハウハだと思うのですが…
冨松「結論、販売店の学割の定義によって使える場合と、使えない場合があります。また、「デジハリ・オンラインスクール」と「デジタルハリウッド大学」は教育機関としては別組織になりますので、その点の注意も必要です。」
――もう少し詳しく説明してもらえますか?
冨松「はい。まずは『学割』という制度について説明しますね。『学割』は基本的に販売店やメーカーが設けている制度・キャンペーンなので、対象となる「学生」の定義がそれぞれ少しずつ異なる可能性があることをおさえておきましょう。」
冨松「たとえばJRの学割定期券の場合、対象は「学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条の規定による小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・大学・高等専門学校・特別支援学校及び幼稚園。(以下略)」ということになっています。
※参考:JRおでかけネット きっぷのルール 学校及び救護施設指定取扱規則
このように、
Aストアーの学割キャンペーンなら、Aストアーが定める“学生”の定義
Bソフトが販売するアカデミック版なら、Bソフトが定める“学生”の定義
というものがそれぞれあるはずなので、まずは学割の対象を確認してみてください。
もちろん、規定はいろんな事情で変更になることもあるので、デジハリ側では回答ができません。販売者に問い合わせるようにしましょう。」
デジタルハリウッドの学割
――「デジタルハリウッドなら学割OK」といわれた場合はどうですか?
冨松「少しややこしいのですが、デジタルハリウッドには大学と、オンラインを含む社会人向けのスクールがあるんですよね。」
――似たような名前なのに別なんですか?
冨松「教育機関としては別ですね。ですから「デジハリは学割が使えるか?」という質問だとふわっとしているので、まずは整理しますね。
1994年からである社会人が通う「デジタルハリウッド」は、“私塾”という扱いです。
一方、そのデジタルハリウッドが2005年に設立した「デジタルハリウッド大学」は、構造改革特区により設置された株式会社立の“大学“です。だから、JRなどの定期券なども、もちろん買うことができます。
同じ会社が設立した2つの学校ですが、区分が結構違うんですよ。
この2つで言うと、「オンライン・スクール」は、“私塾”にあたります。なので、学割定期券などは対象外です。そもそも、通信のスクールだから通学自体必要ないのですが(笑)。しかし、デジハリオンライン生ならではの学割も存在しています。」
デジハリオンライン・スクールで受けられる学割って?
冨松「デジハリ生向けの「デジハリストア」を見てもらうのがいちばん早いですね。」
――Adobe Creative Cloudの学割は使えますか?
冨松「Adobe社の公式で販売されている一般的なアカデミックプランは利用できませんが、「アドビ スクールパートナープログラム」の認定を受けているので、教育機関向けライセンスを特別価格で購入できます。」
――モリサワの学割は?
冨松「モリサワさんのご厚意で、オンライン・スクール受講生は「モリサワ認定校用」を購入できます。ただし、商用利用ができません。商用利用可能なフォントなども取り揃えてますので、是非一度デジハリストアをご覧ください。」
Adobeマスター講座で学生証は発行できる?
――販売店に確認をしたら、学割を受けるには「学生証」が必要と言われたのですが、発行してもらえたりしますか?
冨松「残念ながら、Adobeマスター講座では、学生証および証明書類の発行はしておりません。」
おわりに
冨松さん「学割はあくまで、メーカーさんや量販店さんのサービスの一環なので、決まりをきちんと守って利用してくださいね。問い合わせるときは、自分が所属している学校と講座名、期間などを控えてから、メールなどで問い合わせてみましょう。」
皆さんの疑問は解決しましたか?
たとえ「学割」が使えなくても、Adobeマスター講座がお得なことは間違いありません。クリエイティブを始めてみたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
冨松さん、ありがとうございました!