自社のホームページ、営業先に見せても大丈夫でしょうか?担当者が変わってから1度も更新していない、などの状態になっていませんか?

社内で必要としている職種の採用情報が掲載されていなかったり、リリースしたばかりの最新商品の情報が掲載されていなかったりしているかもしれません。

あるいは、ホームページの更新をしているのに採用や顧客獲得につながっていないという企業もあるでしょう。

そのような場合は、ホームページをリニューアルするための企画書を提出することをおすすめします。今回は、Webサイトリニューアル企画書の書き方のポイントをまとめてみました。

 

 

まずは目的をしっかりと確認する

目的をしっかりと確認
企業のホームページは「会社の顔」といっても過言ではありません。

企画書を書くためには、まずは目的を確認しましょう。ただ会社について知ってもらうだけでなく、サイト訪問者にその後何をしてほしいのか考えることが重要です。

どのような対象にアクセスしてもらい、情報を得た結果どのような行動を取ってほしいかをまずはしっかりと決めてください。

例えば、BtoCの企業の場合、「商品を買ってもらう」ことがホームページの目的になります。そのため、商品ごとのページや、実際に購入ができるようなLP(ランディングページ)が必要です。

BtoBの企業であれば、新規顧客開拓が目的の1つとなるでしょう。実績、事例紹介、営業時の資料など、顧客が魅力的だと思うような情報をホームページで提示したいところです。

 

まずはしっかりと、最重要の目的を明確にし、デザインや構成の際の軸を確立することが重要です。

 

掲載する情報と更新頻度を明確にする

次に、目的に沿って、掲載する必要のある情報を考案します。情報を得たサイト訪問者が次のステップにスムーズに進めるように、おおまかな構成を決めましょう。

また、Webサイトは継続した運営を重ねることで効果が高まります。

更新頻度の多い社員ブログを掲載するのか、顧客の導入事例などを数ヶ月に1回更新する程度なのかなど、掲載情報や目的によって更新頻度も変わってくるでしょう。

更新に手間のかかる形で構築をしてしまった場合、継続した運営が難しくなり、古い情報が載っているサイトになってしまいます。更新しやすさも考慮してホームページリニューアル計画を立ててください。

 

 

運営体制、達成指標を決める

運営体制、達成指標を決める
Webサイトリニューアル企画書では、デザインなど目に見える部分だけでなく、新たな運営体制も含めたリニューアル計画を策定すると良いでしょう。

更新頻度を踏まえて、どのようなペースで更新の準備を行っていくのか。そして、ホームページの運営を誰が行い、誰の承認のもとに更新作業を進めていくのか。

顧客の目に見える場所だけでなく、具体的な運営体制や社内プロセスなどを事前に計画しておくことも、Webサイトの円滑な運営には欠かせないポイントです。

 

また、一度築き上げた運営体制が惰性で続くことがないよう、達成指標を設けて効果を測定してください。

毎月の定例のオペレーションとして運営をただ回していくのではなく、しっかりと定めた目標を達成するために毎月しっかりと改善、工夫を重ねましょう。

 

このような仕組みをしっかりと整理することが、Webサイトリニューアルの企画書において最も大切です。

 

まとめ

Webサイトをリニューアルするためにはお金も時間もかかります。費用対効果の高いWebサイトを構築できるように、しっかりとした企画書を作成しましょう。

まずは再度「なんのためにWebサイトを使うのか」からしっかりと考え、あらかじめ掲載情報、更新頻度、運営体制を決めることにより、スムーズなリニューアルが可能です。その後の運営も継続しやすくなるでしょう。

ぜひ、今回ご紹介したことを踏まえて、Webサイトリニューアル企画書を書いてみてください。