デジハリ・オンラインスクールのオフ会
Any’s友の会 2025 開催レポート

2025年10月18日、デジハリ・オンラインスクールの受講生と卒業生が集まる「Any’s友の会」を開催しました。
翌週には最低気温が11度になるという予報も出ていて、秋と冬がせめぎ合うような時期でしたが、この日は日差しもやわらかく、ほんのひとときの“いい季節”が顔をのぞかせた一日でした。
普段はそれぞれのパソコンで個別に学習を進めているため、そのほとんどは今日が初対面。いったいどんな出会いが生まれたのでしょうか。

「Any’s友の会」とは

「Any」は、デジハリ・オンラインスクールの受講生なら誰もが使用している学習システムの名前。
誰でも(anyone)どこでも(anywhere)何度でも(anytime)様々な端末から(any-device)利用できることから名づけられました。Webを学んでいる人も、CG・映像を学んでいる人も、みんな「Any」を使っているので『Any's友の会』、というわけですね。

そんな『Any's友の会』は受講生や卒業生の交流を目的として開催されていますが、その時々の流行やニーズに応じて様々なイベントもご用意しています。

スマホで挑むCanva講座

最初のプログラムは、栗谷先生による特別講座「スマホを使ってCanvaでバナーを作ってみよう!」。テーマは、X(旧Twitter)のデジハリ・オンラインスクール公式アカウントで使用する「ヘッダー」。今回は「冬」をテーマに、決められた文言と季節のモチーフをレイアウトしていきます。

スマホひとつで完結する制作に、最初は戸惑いの声もありましたが、しばらくすると、画面をのぞきこむ姿がどの席にも見られるようになりました。「30分で納品だなんて、鬼のようなクライアントですね」と笑いながら、限られた時間の中で、参加者の皆さんはそれぞれの“冬”を表現しました。

▲続々と提出される作品たち/30分とは思えない力作ぞろいでした!

提出いただいた作品には、その場で栗谷講師からフィードバック。プロの視点でそれぞれの工夫が見える点、魅力的なポイントが整理されたあと、実際に採用される作品を決める投票が行われました。
この作品は、後日デジハリ・オンラインスクールのXアカウントのヘッダーとしてお目見えする予定ですので、どうぞお楽しみに!

お待ちかねの交流会

講座のあとは、アイスブレイクを兼ねてミニゲームに挑戦しました。
お題を見て、5秒ごとにバトンタッチしながら1枚の絵を完成させていき、最後の回答者が正解を当てるというルールです。 4つの受講生チームと講師チームの合計5チームが参戦。 5秒でどれだけ情報を伝えるかという、思いのほかクリエイター力を問われるゲーム性に会場は大盛り上がりでした。

特に後半の「ことわざ」や「概念」のお題になると、意図とは違った受け取り方が頻発してしまい、伝えることの難しさを楽しく学ぶ時間になりました。 講師チームはメンバーが2人少ないというハンディのなか決勝まで勝ち進んだものの、惜しくも受講生チームに敗れてしまいました。

ゲーム後はみなさん打ち解けた雰囲気の中で、画面越しでしか会ったことのない先生や仲間と、直接言葉を交わす時間を楽しんでおいででした。 名刺を交換したり、作品を見せ合ったり、それぞれの学びや仕事の話に花が咲いていました。 前回の友の会からお仕事につながった方もいらっしゃるそうで、今回もまた新しい出会いがいくつも生まれていたようです。

最新の学びを体験!Ututorブースも登場

会場の一角には、AI講評ツール「Ututor(ユーチューター)」の体験ブースを設置しました。 Canva講座で制作したバナーやポートフォリオの作品などを読み込ませると、Ututorがその場で講評を返してくれます。 画面の前でAIのコメントを読む皆さんの表情は、驚きと興味が入り混じっていました。 「こういうのがあれば使ってみたかった」と話してくださる卒業生の方もいて、多くの方が足を止めて体験してくださいました。

Ututorは、デジタルハリウッドが提供するAI学習サポートのひとつです。 AIが作品を見てフィードバックを行い、改善点や次のステップを提案してくれます。 ひとりでの制作時間を支える、頼もしい「壁打ち相手」として活躍が期待されています。

またお会いしましょう

イベントの最後には記念撮影を行い、そのあとも名残惜しそうに話し続ける姿が見られました。 オンラインで学ぶ時間が中心だからこそ、こうして顔を合わせて話す時間の貴重さを改めて感じます。 画面越しでは聞けない声や表情がそこにあって、それぞれの学びや創作に、また新しい風を吹き込んでくれるようでした。 ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

また次回、友の会でお会いできることを楽しみにしています。