学校の勉強や社会人になってからの勉強もそうですが、長時間ずっとやる気を維持したりモチベーションを保ち続けたりするのは難しいです。
特に、教えてくれる先生や講師が常に傍にいないオンライン講座の場合は、勉強前にやる気を引き出すことが難しかったりするかもしれません。なぜなら、勉強をサボっても注意してくれる第三者が誰もいないので、学習や目標達成までのコントロールを自分自身で行なわなくてはならないからです。
学習の期間が数カ月から数年におよぶと、なおさらモチベーションの維持は困難になってきます。最初はやる気満々で始めたオンライン講座を途中であきらめてしまう人も珍しくありません。
言い方をかえれば、自分自身のやる気とモチベーションのコントロールができるかどうかによって勉強の進捗スピードに差がつきます。
ここでは勉強の際に、やる気をコントロールするさまざまな方法を考えてみましょう。
自分の好きなことを勉強のやる気にする方法
勉強を始める前に、自分のやる気をコントロールする方法を考えてみましょう。人によっては、自分の好きなことをやってからリラックスした状態で勉強にのぞむ人もいます。
例えば、好きなジャンルの音楽を聴いてモチベーションを整えてから机に座ったり、勉強の合間ずっと好きな曲をBGMとして部屋に流しつづけたりする方法です。
なかには、偉人の名言や格言から自分の状況にピッタリの言葉を拝借して勉強に生かしている人もいます。
ただし、この方法は、自分が心から尊敬できる人や勉強の集中力に利用できる音楽に出会っていればプラスの方向に働くのですが、そうでない場合は、逆に趣味に没頭しすぎて勉強がまったく進まない事態に陥ることもありえます。
勉強のバイブルになるようなものが1つもない方は、ご自身のセルフコントロールでやる気をひき出したり、モチベーションを維持したりする方法を試してみましょう。
例えば、モチベーションを意識した計画表を立てる方法です。1日単位で達成できる小さな目標を立ててから、そのノルマが毎回達成できるように勉強スケジュールを組みます。
勉強への取り組み方で気持ちを作る方法
やる気が出ないときの勉強への取り組み方として、「とりあえずの形でも勉強を始めてみる」という考え方もあります。
勉強を始める前はダラダラとすごしていても、いざ勉強をスタートすると集中できることもあるからです。
もしくは、自分の興味のある講座や現時点でもできそうな内容から勉強を始めてみるのも1つの方法です。
できることを続けるうちに次第に勉強に対するモチベーションが上がっていくことも考えられます。
また、将来やりたい仕事やなりたい自分を具体的に思い描いて、「それを実現するために今この勉強を頑張っている」と連想することも大切です。
働きながら勉強する人のやる気を引き出す方法
働きながらオンライン講座を受講する方のモチベーションを上げるためには、オンライン講座で勉強することで得られる具体的なメリットを考えると良いでしょう。
仕事の幅が広がる、年収アップにつながるなど自分自身に対してのメリットです。
「なんとなく、皆やっているから」「上司に命令されたから」といった漠然とした理由は、モチベーションになりません。
また、毎日の体調管理を大切にすることがやる気とモチベーションにつながることもあります。特に大事なのが、睡眠です。睡眠時間をけずって勉強すると、勉強することが辛くなり、結果、やる気が続きません。仕事で疲れているときは思い切って勉強を休み、後日休んだ分を取り返すように勉強に取り組んだほうが効率的です。
まとめ
オンライン講座に限らず、勉強するときのやる気をひき出す方法は人によって正解が違ってきます。
同じ講座を受けている仲間同士で意見を交換しながら勉強を進めていく方がモチベーションを維持しやすい人もいれば、1人で集中して勉強する方が、効率が良いと言う人もいます。
いろいろと試行錯誤をしながら勉強をして、自分にピッタリのやる気を出す方法を見つけましょう。