最新のCGを駆使して、プレイヤーや視聴者を魅了するCGゲームやCG映像。

そのすべての作品が、CGクリエイターと呼ばれる人たちによって作られています。本稿では、「CGクリエイター×資格」をテーマに解説します。

CGクリエイターになるには資格は必要なのか?果たしてどのような資格があるのかなどをまとめていきます。

 

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CGクリエイターになるために資格は必要?

CGクリエイターになる上で資格は必要なのか?という疑問にお答えすると、弁護士や医者のような国家資格の必要な仕事ではないので、不要です。

ですから、CG制作会社やゲーム会社に就職して、CG技術を身に着け、CGクリエイターとしての実績が積めたら誰でも「CGクリエイター」と名乗ることができます。

しかし、CGクリエイターになるためのスキルアップや、CGクリエイターとして集中的にCGやデザインに関する知識をインプットしたい!という方におすすめの資格は存在しているので、挑戦してみるのはオススメです。

CGクリエイターになるために必要なスキル

それでは、CGクリエイターになるにはどのようなスキルが必要とされるのかをまとめていきます。

協調性・コミュケーション能力

CGクリエイターは、セクションごとに幅広い人達とコミュニケーションを取りながら仕事を進める必要があります。CGという、抽象度が高い表現をいかに言語化して、ステークホルダーとすり合わせて、作品を形にしていくか。

ただ綺麗なCGを作ればいいのではなく、きちんと納期や予算がある中でプロジェクトメンバーと適切なコミュニケーションをとることは非常に重要です。

デッサン力・観察力

CG制作に携わる上で、日常的にいかに多面的に人やモノを観察して形にしていくかは非常に大事です。そのためにも、デッサンを継続的に実施して、「観察力」と観察したものを形にする「デッサン力」の両方を磨いていく必要があります。プロフェッショナルほど重要とされる基礎技術です。

CG制作で使うツールの知識

CG制作で使うMayaや3ds maxや、映像編集ソフトなど、CG制作において専用ツールをどれだけ活用できるかはアウトプットの質に直結します。デザインの基礎を学びながら、ツール知識についても常にレベルアップさせていきましょう。

ドキュメントを読める英語力

CG制作の現場では、日本語での情報が出回っていないことが多く、海外のクリエイターが発信しているコミュニティを活用する場面が出てきます。ぜひとも、抵抗なく英語を読めるようにしておきましょう。また、海外クリエイターとやり取りする機会も多い業界ですので、基本的なコミュニケーションにおいても英語力はあるとよいでしょう。

CGクリエーターになるために役立つ資格・試験

①CGクリエイター検定

「CGクリエイター検定」は、CGでの映像表現を行う、デザイナー、クリエイターのためのCGに関する知識、理解を問う検定です。ベーシック・エキスパートの2種類の検定が存在しており、ベーシックは初心者向け、エキスパートは上級者向けの内容となっています。

②CGエンジニア検定

「CGエンジニア検定」は、CGプログラマー、ゲームプログラマー、ソフトウェアエンジニアなど、CGに関連するプログラミング、エンジニアリングを行うための知識、理解度を確かめる内容になっています。CGクリエイター検定と比べると、よりエンジニアリングの知識が問われる開発よりの検定だと認識しておきましょう。こちらも、ベーシックとエキスパートの2種類があります。

③色彩検定

色彩検定は、CG技術というよりは、基本的なデザインに関する能力を問う試験になります。どのような色彩を用いればより魅力的な表現となるのかのポイントを学ぶにはもってこいの検定です。CGクリエイターだけでなく、幅広いクリエイター系職種におすすめ。

④Photoshopクリエーター能力認定試験

これも直接的にCG能力に関した試験ではないですが、CGクリエイターにとっても身近なツールであるPhotoshopを活用する能力を問う試験です。デザイン系職種の方にはおすすめです。

⑤Illustratorクリエーター能力認定試験

Photoshopクリエーター能力試験同様、これも直接的にCG能力に関した試験ではないですが、CGクリエイターにとっても身近なツールであるIllustratorを扱う能力を問う試験です。

CGクリエイター検定を受けるメリットは?

CGクリエイター検定を受けるメリットして、「自分の能力を対外的に証明できる」「短期間でCGの基礎をインプットできる」という2つのメリットがあります。

とくにフリーランスで働く人にとって、転職活動などをする際に検定を持っているといえることで、一定のスキルを持っているという証明につながります。また、資格試験を受けるまでのプロセスで、強制的に学習のきっかけをもたせることで、CGの知識の基礎を学ぶことができます。

これらを通じて、中長期で見たときに年収アップやキャリアアップなどにも繋げやすくなるといえるでしょう。

 

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CGクリエイター検定の試験概要を紹介

 

出題範囲

ベーシック

ベーシック:CGとは/表現の基礎/2次元CGと写真撮影/3次元CGの制作/技術の基礎知識/知的財産権

エキスパート

エキスパート:実写撮影/映像編集/モデリング/リギング/CGアニメーション/シーン構築/プロダクションワーク/知的財産権/ファイル形式・規格/数理造形

試験形式

ベーシック:マークシート形式|問題数10問|試験時間60分

エキスパート:マークシート形式|問題数10問|試験時間80分

難易度・合格率

100点満点中70点で合格(難易度によって変動)

難易度については、ベーシックはきちんと対策をすれば合格しやすいと言われており、平均合格率は60~80%ほどとなります。一方でエキスパートは20~30%という低い合格率となっており、継続的な学習やきちんとした対策をしておかないとなかなか合格できません。

付け焼き刃の知識ではなく、計画的に勉強しておきましょう。

CGクリエイター検定の勉強方法

ベーシックを受ける場合

エキスパートより難易度の低いベーシックといえど、最低でも一ヶ月前からは勉強しておきましょう。基本的には公式テキストをベースに学習計画を立ててコツコツ学習していけばよいですが、実際にCGソフトを使ってテキスト内に書かれている内容と実体験を紐付けておくのが大事です。

Blenderは無料で使用できますし、mayaのような有料ソフトを使っていればそちらをベースに考えるとよいでしょう。

エキスパートを受ける場合

エキスパートは3~4ヶ月ほどかけてコツコツ勉強していくのをおすすめします。ベーシック同様、基本は公式テキストをベースに学習していけばよいですが、エキスパートは応用問題が中心となるため、実際にCGソフトを使用して理解度を深めておくのが欠かせません。苦手な領域については、先輩クリエイターに質問をしたり、スクールの講師に質問したりするなどして事前に対策しておきましょう。

活用したい参考書

・CGクリエイター検定エキスパート・ベーシック公式問題集 [改訂第二版](エキスパート・ベーシック)

・入門CGデザイン -CG制作の基礎- [改訂新版](ベーシック向け)

・ディジタル映像表現 -CGによるアニメーション制作- [改訂新版](エキスパート向け)

公式テキストとして紹介されているこちらの3冊が参考書としてベースとなります。

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CGクリエイターとしてレベルアップするには、独学で学ぶ方法とスクールで学ぶ方法があります。

CGは抽象度が高く、複雑な技術を必要とするので、独学で最後まで学びぬく難易度は高く、途中で離脱してしまう人が多いです。スクールは、コストはかかりますが、プロによるフィードバックを受けながら最後まで学びやすいという特徴があります。

 

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