「育休中の時間を活用してスキルアップしたい」と考える産後ママは少なくありません。出産前にバリバリ働いていた方であれば、産後の体調が落ち着いてくるとともに今後の仕事復帰が気になるでしょう。子供が1歳になるまで育休を取得し、仕事に復帰する方が多いと思われますが、「子供の預け先がなかなか見つからない」「職場での受け入れ体制が心配」などの不安もあるはずです。
そこでおすすめしたいのが、Webデザインの勉強。Webデザインを身に付ければ、出産直後や育児中も自宅でフリーランスのWebデザイナーとして働くこともできます。
今回は、Webデザイナーとして働く魅力や、育休中にできるWebデザインの勉強方法について考えてみます。
Webデザイナーの魅力
Webデザイナーの最大の魅力は、空いた時間を利用して自分のペースで仕事ができる点です。子供が寝ている時間を効率的に活用すれば、保育園の空きが見つかるまでの間、自宅で育児をしながら仕事をすることができます。
Webデザイナーの需要は高く、比較的簡単に仕事を見つけられます。単価は仕事内容によって異なりますが、経験を積むことによりスキルアップでき、徐々に単価も上がるでしょう。
仕事と子育てを上手に両立させながらWebデザイナーとして活躍しているママはたくさんいます。
育休中にできるWebデザインの勉強方法
子供が寝ている時間などの空き時間を利用して、Webデザインの勉強を始めましょう。ただし、産後は慣れない育児に追われてバタバタしてしまうこともあるため、妊娠中から始めることをおすすめします。
勉強する際に最初にすべきことは、Webを理解することです。ブラウザでWebサイトを閲覧できる仕組みやコンテンツを表示するための技術について学びましょう。
また、さまざまなWebサイトを訪れてみて、どのようなWebデザインがあるのか確認することも大切です。普段何気なく見ているサイトでも、注意深く観察することによって「気づき」があります。
一通りWebについて理解しているという方は、実際にWebサイトを作ってみましょう。気軽に作ることができるものとしては、ブログの自作があります。実際にブログを作ってみると、デザインをより良くしたい、レイアウトを変えたいといった欲求が生まれるようになります。
HTMLやCSS、JavaScript、PHP、SQLなどのプログラミングの勉強をしながら、得られた知識を自分のブログで試していくことで、自然とWebデザインのスキルが身に付きます。
スクール(通学・オンライン)を活用した勉強方法
このようにしてある程度Webデザインの知識が身に付いてきたら、より専門的な知識や技術の習得を目指します。本やWebサイトで勉強することも1つの方法ですが、Webデザインスクールに通うこともおすすめです。
1人でWebデザインを学ぶ場合はモチベーションの維持が大変ですが、スクールであれば他の受講生から刺激を受けることができます。スクールによっては主婦・ママ専用クラスを設け、主婦の方や子供を持つ女性を全面的にバックアップするスクールもあります。
しかし、どうしても通学できない方もいるでしょう。そのような方はオンラインスクールを利用しましょう。オンライン講座であれば、日本全国どこにいても時間があるときにWebデザインの勉強をできます。
まとめ
Webデザインのスキルを習得することは、出産後の仕事探しが容易になるだけでなく、自分のペースで仕事を続けていくことができるなどのメリットがあります。何か始めたいと考えている産後ママは、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
育休中にWebデザインのスキルを習得して、Webデザイナーとしての第一歩を踏み出してください。