近くにいる人と動画ファイルを共有したい場合には、USBメモリに動画ファイルを保存して渡せば確実に共有することができます。しかし、近くにいない人と動画ファイルを共有したい場合は、どうしたら良いのでしょうか?

動画ファイルを共有する方法について学び、さまざまなツールを使って、気軽に動画をシェアしていきましょう!

 

クラウドストレージサービスを利用する

クラウドストレージサービスクラウドストレージサービスでは、動画ファイルをクラウド上にあるデータサービスセンターに保存しておくことで、パソコンやスマートフォンなどからいつでもどこでもアクセスすることができます。また、クラウド上にフォルダを作っておけば、同じサービスを利用している相手と共有することが可能です。例えば、仕事のプロジェクト仲間同士でフォルダを作っておき、そのメンバーを共有設定しておくことで、メンバーの誰もがそのフォルダ内にある動画を閲覧することができるようになります。

動画ファイルは大容量になってしまうことが多く、メールに添付しようと思っても容量オーバーでできないケースが多く見られます。しかし、クラウドストレージサービスを利用していれば、そのファイルのURLを相手に伝えるだけで、添付することなく直接相手がそのファイルをダウンロードすることができるのです。

クラウドストレージサービスはたくさんあり、特に人気が高いサービスは「Googleドライブ」「Yahoo! ボックス」、「OneDrive」などでしょう。また、MacやiPhone、iPadの利用者には「iCloud」がおすすめです。データのバックアップにもなるため、一石二鳥で利用できます。

 

スマートフォンの動画ファイル転送アプリを利用する

動画ファイル転送アプリこれまでは上記のようにクラウドを介してファイルをアップロード、共有、ダウンロードする方法が一般的でしたが、最近ではクラウドを介さずに動画ファイルを共有できる方法が注目されています。それが、スマートフォンの動画ファイル転送アプリです。

「Sunshine」「Send Anywhere」といったアプリが多く利用されています。これらは、クラウドのように共有したいファイルをサーバーにアップロードする必要がありません。そのため、動画ファイルを共有しようとしている人が、互いに自分のデバイスにアプリをダウンロードしていれば、瞬時に動画ファイルを共有することが可能です。ファイルの容量上限も設けられておらず、今後はますます需要が高まることが予想されるツールとなっています。

 

YouTubeを利用する

動画を相手に見せるだけならば、YouTubeを利用する手もあります。動画の投稿はパソコンやスマートフォン上から簡単に行うことができます。また、iPhoneの場合「友だちに知らせる」をクリックすれば、相手のメールアドレスを入力するだけで動画のURLをメールで送ることも可能です。

 

SNSで動画を共有する

LINEやFacebookといったSNSを使って動画ファイルを送信する方法もあります。しかし、この方法は容量制限が激しいため、容量が大きい動画ファイルの共有には向いていない点に注意が必要です。

例えば、LINEの場合は300MB以内、Facebookのメッセージ機能は1,024MB未満で20分以内の動画と制限があります。容量制限はありますが、相手の端末を選ばずに共有できる点が大きなメリットです。

 

まとめ

動画ファイルを共有する4つの方法をご紹介しました。さまざまな方法で動画ファイルをアップロードすることができます。旅行で撮った動画もこのようにして簡単に共有できるなんて、便利ですね!

動画ファイルを気軽に共有できる方法はいろいろあるため、用途や環境によって使い分けると良いでしょう。共有できるだけでなく、動画ファイルのバックアップにもなるためぜひ利用してみてください。