集客や認知度向上の方法として、広告は大きな力を持っています。Webメディアの広告出稿による認知度増加は、利用者の数に比例して期待することができます。

現在、Facebook傘下のInstagramは月間の利用者数が4億人を超えるといわれています。最近、このInstagramで広告サービスが開始されたことはご存じでしょうか。

そこで今回は、より価値のある広告掲載を考えている方が気になっているだろう、Instagramの広告掲載料金や出稿方法を解説します。

Instagramの最低出稿料金は？

Instagramの最低出稿料金は、以前は500万円という高額な値段設定でした。そのため、これまで一般の方が広告を出稿するケースはほとんどなく、限られた企業のみが広告を出稿していました。

しかし、もう少し料金が下がれば利用したいと思っていた方が多かったのでしょう。最近、そのような声を受け、運用型Instagram広告のサービス提供が開始されました。その結果、現在では1,000円から広告を出稿することが実現可能になっています。

Instagramの広告の種類

Instagramの広告出稿の形式は、セルフサーブ広告と呼ばれている広告です。言葉だけ聞くと難しいように思えますが、簡単に説明すると、配信期間や予算設定などを自社で調節できる広告を意味します。

広告出稿をする際は、広告の種類を目的に応じて以下の3種類から選択することが可能です。

1.動画広告

2.画像広告

3.カルーセル広告

動画広告と画像広告は、その名の通り動画や画像を使用した形態の広告です。インターネットを利用しているとき、気になる動画や画像を発見して、なんとなくクリックすると広告だったという経験をしたことがある方は多いでしょう。普通の動画や画像と同様に手軽に見てもらえる広告です。

一方、カルーセル広告とは、複数の写真やリンクを組み合わせたスライドショー形式の広告です。スワイプすると、たいていの場合スライドの2枚目以降にリンク先につながるボタンがあるため、誘導したいサイトへ訪問してもらうことができます。

複数の画像を使うことで紹介したいサービスや企業の説明ができるため、上手く活用しましょう。

運用型 Instagram 広告の出稿方法

運用型 Instagram 広告を利用するには、FacebookパワーエディタやInstagram広告APIなどを使用して広告を購入・管理しなければなりません。

最初に、広告キャンペーンの目的を設定します。Webサイトのアクセスを増やす、モバイルアプリのインストールを増やす、動画の再生数を増やすなど、どのような目的で広告を出稿するのかを選択してください。

次に、広告の予算や掲載期間、ターゲットの設定などを行います。ターゲット設定は、地域や性別、年齢や趣味などを細かく決めることができるため、広告の内容に合ったターゲット設定を行いましょう。

その後はInstagramアカウントの設定などを行い、先ほど紹介した3種類の広告の中からいずれかを選択します。動画広告の場合は、30秒までの動画を広告として作成することが可能です。

画像広告やカルーセル広告では使用できる画像のサイズや解像度が指定されているため、適した画像を選びましょう。カルーセル広告では、スライドショーの再生時間を設定することもできます。

その他細かい設定を全部終了したら、広告出稿の手続きは完了です。

掲載する広告は、どのような内容でも掲載できるわけではありません。必ず、Facebookの広告ポリシーを読んでおきましょう。

まとめ

運用型Instagram広告が導入されたことによって、一般の方もより簡単に広告出稿できるようになりました。無料でアクセスを集める方法もないわけではありませんが、Instagramを利用した有料広告を導入することで、より効率的にアクセス数などを増やすことができます。

しかし、ただ広告に費用をかけたからといって、簡単にアクセス数を増やすことができるわけではありません。Instagramの広告サービスの特性をきちんと理解し、広告費用を考慮しつつ効果的な広告の掲載を意識しましょう。

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