手軽にできる趣味としてだけでなく、プロとなってお金を稼ぐ実益にもなり得るのがフィギュア製作です。安いものでは、100円ショップで販売されている紙粘土でもフィギュアは作ることができます。

気軽に始められるフィギュア製作に、ぜひチャレンジしてみてください。

 

まずはデッサン能力を磨きたい。

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自作でもできる簡単にできるフィギュアの作り方

はじめに、基本的なフィギュアの作り方をご紹介します。

 

1.イメージ作り

まずは、作りたいもののイメージを描きます。

さまざまな角度から見た下書きがあれば、イメージも具体的になるでしょう。モチーフは人物や動物、キャラクターなど好みで決めて問題ありませんが、初めのうちは簡単なデザインからチャレンジすることをおすすめします。

 

2.芯の作成

次に、針金などで芯を作ります。

作りにくいようなら針金をビニールテープなどで太くするほか、細く丸めたティッシュペーパーを芯として使うこともできます。

大まかに芯を作ったら、全体のバランスを見ながら、形やポーズを調整しましょう。

 

3.肉付け・仕上げ

芯の上から粘土を貼り付けるようにして肉付けします。

このときにムラやデコボコがあると綺麗に仕上がらないので、ヘラを使ったり水でなでたりして滑らかに整えます。

全体を肉付けし終わったら細かいパーツをつけ、最後にアクリル絵の具で彩色し、目などを書き込めば完成です。

もちろん、初めのうちは上手くいかないこともあるでしょう。作り続けるうちに、徐々に上達するので、諦めずにチャレンジすることが上達への道です。

 

粘土の種類にはどんなものがある?

粘土の種類
粘土は、100円ショップや手芸ショップ、文房具店などで販売されています。

なかには粘土の種類を数多く取り扱うショップもありますが、粘土は種類によってどのように違うのでしょうか。

 

紙粘土

まず、私たちにとって一番身近な粘土が紙粘土です。紙粘土は、細かく刻んだ紙を粘土状に加工したものであり、軽くて扱いやすいため、子どもの工作などでもよく使われています。ただし、乾燥後にヒビが入りやすく保存には注意が必要です。

 

石粉粘土

一見紙粘土に似ている石粉粘土は、石を粉状に砕き、そこに薬品を混ぜ込んで粘土状にしたものです。彫刻刀などで削ることができ、細かい細工をしやすいことが特徴です。

 

樹脂粘土

小物製作などでよく使われているのが、樹脂から作られる樹脂粘土です。固まっても弾力性があり、ひび割れができにくいことが特徴です。

 

このように、粘土はそれぞれの種類によって特徴や、使用上のメリット・デメリットがあります。まずはいろいろな粘土を試し、自分にあった特性を持つ粘土を探しましょう。

 

フィギュア作りは石粉粘土と樹脂粘土がおすすめ

上記の特徴を踏まえると、フィギュア作りに適しているのは、石粉粘土と樹脂粘土であるといえます。この2つの粘土をフィギュア作りにどう生かせるのか、さらに詳しくみていきましょう。

 

石粉粘土でフィギュアを作ってみよう

石粉粘土は、紙粘土と比較して、密度があって形を作りやすいこともあり、フィギュア製作でよく使用されています。削るときに失敗しても、粘土を盛って作り直すことができるため、初心者が扱う粘土としてもおすすめです。

また、薄くて伸びやすいので、フィギュアで洋服を表現するときにも便利です。さらに、丈夫なため、上達すれば繊細なデザインのフィギュアも製作可能になります。

 

樹脂粘土でフィギュアを作ってみよう

樹脂粘土
ポリマークレイとも呼ばれる樹脂粘土は、ボンドのように乾くと透明感が出ます。他の粘土にはない質感を出すことができる粘土です。

弾力性がある樹脂粘土、弾力性がない樹脂粘土があるため、作りたいフィギュアによって使い分けましょう。

クラフト用品として100円ショップでも販売されていて、手に入りやすいことも樹脂粘土の大きなメリットです。

フィギュア以外に、フェイクフードやフェイクスイーツなどのデコグッズ、アクセサリーなども作れます。フィギュアだけでなく、ストラップや雑貨作りに活用してみても良いでしょう。

 

自作の粘土フィギュア製作をやってみよう!

フィギュア製作は気軽に始めやすいものでありながら、極めると奥が深いです。粘土だけでなく、ヘラやサンドペーパー、アクリル絵の具も安価に手に入るので初期投資も少なく済みます。

粘土の種類によって、作りやすさや仕上がりが変わることも粘土を使ったフィギュア製作の楽しさです。

粘土のメーカーによっても、それぞれ特性があるため実際に使って確かめてみましょう。