「社会人だけれど3DCGに興味が出てきた」「Blenderで独学を始めたが、やれることの限界が見えてきた」「近くに学べる場所がないので、通信で3DCGを勉強したい」――そんなあなたにおすすめなのが、インターネットがあれば学べるオンラインのCGスクールです。
というわけで、今回はオンラインでMayaが学べるCGクールを4校、ピックアップしてみました!
- デジハリ・オンラインスクール
- 3DCGスクールAlchemy
- TECH STADIUM
- Visutor
- Mayaを使って映像や3Dを制作するクリエイターになりたい人
- Mayaを学ぶスクールのおすすめを知りたい人
- Mayaを勉強するためにスクールに通おうとしてる方
Mayaは3DCGデザイナーや映像クリエイターとして働く上で、欠かせないスキルです。
独学で学ぶこともできますが、効率的に地に足のついたスキルを身につけるにはやはりスクールがおすすめ。
そうは言っても、スクールも世の中にたくさんあって、どれがいいのかわからない!という方向けに今回の記事をお届けします。
Mayaのスクールの選び方
基本的には以下のようなポイントを軸にスクールを選びましょう。
授業料
Mayaを学ぶオンラインスクールには、定額制(買い切り型)と月額制(サブスク型)があります。月額制は一見お得に感じますが、いつでも学べるからと長期的に続けると結果的に割高になることもあります。一方定額制は、受講期間があらかじめ決まっているため、修了時のイメージや目標を立てやすく、モチベーションを維持しやすい特徴があります。
さらに、基本から応用まで一貫して学べるパターンだけでなく、カリキュラムが細かく区切られ、それぞれに価格が設定されているパターンもあります。最終的にどこまでを学びたいかを考え、自分の予算と学習経験に合ったプランを選ぶようにしましょう。
期間
長期間の講座は、じっくり学べるため、基礎から応用まで総合的にスキルを習得しやすいメリットがあります。また、学習ペースが柔軟なので、忙しい時期にも無理なく進められるのが特徴です。ただし、モチベーションを維持するのが難しかったり、費用が高くなることもあるので注意が必要です。
一方短期間の講座は、効率よく学べるのが魅力です。すぐに実践で活かせるスキルを身につけられますが、進行が早いため、学習のスピードについていく必要があります。また、内容が凝縮されている分、深い理解や時間をかけた作品制作が難しい場合もあります。
基礎を固めたい場合やじっくり学びたいなら長期間の講座、特定のスキルをピンポイントで習得したいなら、短期集中型の講座がおすすめです。
サポート体制
オンラインスクールは実際に教室に通う講座と異なるので、遠隔でもどれだけ手厚い受講者サポートがあるのか という点が非常に重要になります。その中でも得に、「受講後の就職や案件の紹介ができるかどうか」という軸は、Mayaを仕事にしたい人にとってはとても大事な要素です。
受講を終えてスキルを身に着けても、なかなか仕事が取れなかったら意味がありません。スキルに埃がかぶってしまいます。
できるだけ、映像業界へのコネクションを持っているスクール選びましょう。
それでは、4つ厳選したMayaが学習できるオンラインスクールを紹介します。
1.デジハリ・オンラインスクール
引用元:https://online.dhw.co.jp/course/3dcg_movie/
コースの種類 | 3DCGクリエイター講座 [Maya] |
授業料 | 322,300円(税込) |
期間 | 全8ヶ月 |
サポート体制 | 回数無制限の質問・課題添削 Autodesk Maya 学生版を無償で利用可能 Adobe Creative Cloudを特別価格で購入可能 受講延長あり(有料) 就職・転職サポート、フリーランスの方へのお仕事紹介あり |
特徴 | 教材はすべて字幕付きの動画形式 参考書籍あり 学生または25歳未満の方はいつでも受講料10%OFF 映像編集とセットで学ぶ講座もあり |
1995年創立。デジタル教育の圧倒的な実績を誇る”デジタルハリウッド”が運営する完全オンラインスクールです。モデリングからアニメーション、レンダリングまで、3DCGの制作工程を講座内ですべて身に着けることができるので、自分に何が必要かわからない初心者の方も安心して学び始めることができます。
動画はすべて動画教材で、講師の手順を実際に見ながら学び、自身の手で課題を制作。プロクリエイターからのフィードバックも受けられます。オンラインの3DCGスクールには珍しいキャリアサポートサービス「Job Style Search」があり、就職・転職が目的の方にもおすすめです。
また、デジハリ・オンラインスクールは、経済産業省による「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」にも採択されており、CG業界への転職を目指す受講生は、受講料の最大70%補助を受けることができます。
2.3DCGスクールAlchemy
引用元:http://online.alchemyschool.com/
コースの種類 | 1xxシリーズ(未経験者向け) 2xxシリーズ(初心者向け) 3xxシリーズ(Maya経験者向け) |
授業料 | 1シリーズにつき/一般:190,000円(税込) 1シリーズにつき/現役学生:90,000円(税込) |
期間 | 1シリーズにつき/4ヶ月 |
サポート体制 | 回数無制限の質問・課題チェック Autodesk Maya 学生版を無償で利用可能(Adobe系アプリケーションの割引はなし) 1ヵ月に2回程度の個別相談 受講延長あり(有料) |
特徴 | プリント形式のカリキュラム 通学生の内容をそのままオンラインで配信(録画あり/初月1か月のみ) |
2週間に1度の個別相談(1回15分)があるので、完全に一人で進めるのに自信がない方に向いているかもしれません。未経験・初心者とステップごとにリーズナブルな価格で始められるので、ピンポイントで学習したい方、また学生さんは特にチャレンジしやすくなっています。
3.TECH STADIUM
引用元:https://tech-sta.com/3dcg/
コースの種類 | 3DCGコース アニメーションコース |
授業料 | 3DCGコース:132,000円(税込) アニメーションコース:132,000円(税込) |
期間 | 3ヵ月 |
サポート体制 | 回数無制限の質問・課題添削 進捗をSlack上でサポート |
特徴 | ゲーム制作・ゲーム業界に強い。修了後のサポート・コミュニティ活動充実 受講修了後、スクール経由で就職先が決まり、3ヶ月の就業が確認できた段階で授業料全額返還 |
動画教材と学習素材を使い、約3ヵ月間で学習を進めます。カメラやマイクは不要で、オンラインで何度でも講師に質問可能です。Slackを活用した業界の第一線で活躍するプロによる細やかなサポートにより、一人ひとりに合った指導が受けられます。修了後には、無料のIT・ゲーム業界の就職サポートも提供されます。一定の条件を満たすと全額返金などの制度もあり、就職を目指す方、初心者でもプロを目指す方に最適です。
4.Visutor
コースの種類 | CG基本コース モデリング・テクスチャリングコース ライティングコース FX・エフェクトコース アニメーションコース 他 |
授業料 | CG基本コース 無料 そのほかのコース 月額4,900円 |
期間 | 無期限 |
サポート体制 | Autodesk Maya 学生版を無償で利用可能 海外アーティストとのマンツーマン授業あり(200,000円(税別)/6か月) |
特徴 | 最終的には海外で活躍することを目指す(英語解説がある) ハリウッドスタジオ見学体験・CG名門校キャンパス体験・海外アーティストとの交流ツアーあり 月額制スクールなのでミニマムに始められる |
月学生のオンラインスクールです。米国バンクーバーの現役アーティストたちによる、VFX/CGオンラインチュートリアル&チューターサービス。最終的には海外で活躍する事を目指すため、授業は講師が日本語で教えますが、CG単語やソフトは英語での読み方や単語を使います。UV展開にフォーカスした講座など、海外準拠の最新知識を手軽な価格で学べますので、ダブルスクールとしてもお勧めです。
独学より効率的なスクールでMayaスキルを身に着けよう!
Mayaが学べるCGのオンラインスクールを4校ご紹介しました。同じオンライン講座でも、配信形式や学習サポートはスクールごとにさまざまなので、ご自身のスタイルに合った学校をみつけてくださいね。