キズナアイ、戌神ころね、ミライアカリ、白上フブキ……。

キュートな魅力で多くの人を魅力するVTuberや、バーチャルアバターを、自分の手で作ってみたいと思ったことはありませんか?

しかし、3DCGに関する専門的な知識は自分にはない……。

そんな方におすすめなのが、VRoid Studioです。

今回の記事では、VRoid Studioの概要と基本的な機能、はじめ方についてを解説します。

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👍こんな方のための記事です
  • 専門的なスキルはないけど、VTuberを自分の手で制作してみたい方
  • VRoid Studioに興味がある方

 

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VRoid Studioとは?概要を解説

VRoid Studioとは、ピクシブ株式会社より無償で提供されている、自分だけの人型3Dアバター(キャラクター)を作成・カスタマイズが可能なアプリケーションです。

通常、本格的なバーチャルアバターを制作するには、専門的な3DCGソフトを使用する必要がありますが、 VRoid Studioがあればスキルがなくても大丈夫。

VRoid Studioは、あらかじめ人型のモデルが用意されていることが特徴で、パラメータ操作やテクスチャの差し替えを行うことで、3DCGの知識がなくともオリジナルのキャラクターを生み出すことができるのです。

VRoid Studioの機能/できること

VRoid Studioの基本的な機能は以下です。

 

ヘアデザイン機能

ペンツールを使って、まるで絵を描くように簡単に毛束を表現できる機能です。パラメータを調整するだけで、手軽にキャラクターの髪型をデザインできます。

髪を揺らすための「ボーン」の設定も簡単にできちゃいます。

髪の毛の毛束ごとの色の設定やボリュームもこちらで調整します。

 

テクスチャ編集機能

ペンツールの筆圧を感知して、テクスチャの編集もらくらくできちゃいます。

3DモデルとUV展開、どちらも直接描くことができ、レイヤーも利用可能です。

 

キャラクターの表情・体型の編集

パラメータを調整することで、モデルキャラクターの表情や、体型を自由に設定できます。

喜怒哀楽や瞬きなど、リアルな表情を選択でき、設定することで一気にキャラクターがイキイキして見えてきます。

 

衣服の編集

「制服」「ワンピース」「制服(ズボン)」から好きな服装を選ぶことができます。

 

撮影・エクスポート

モデルデータをVRMファイル形式でエクスポートして、VRゲームに登場させることもできます。

また、表情を変更しながら、撮影を楽しむこともできます。

 

VRoid Studioにはできないこと

VRoid Studioはあくまでも、キャラクターのモデルを作るソフトです。

モデルデータをエクスポートすることで、VRやARのゲームでオリジナルのキャラクターを登場させることはできますが、実際にキャラクターを動かすには別のツールが必要となります。

代表的な動きを追加するツールとしては「3tene」などがあり、Webカメラを通じて動きをトラッキングしてくれます。

なお、録画や配信にはOBSなどのまた別のツールが必要です。

 

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VRoid Studioをはじめる上での準備

VRoid Studioは無料で使用ができるのもウレシイところ。

VRoid Studioをはじめる上で必要な準備も解説します。

 

PCとペンタブとマウスを用意しよう

必要なものはPCとペンタブとマウスです。

PCの必要スペックは以下の通り。(2020年10月時点)

 

■Windows
OS  Windows 8.1/10
CPU  Intel Core i5 第4世代 以降
メモリ  8GB 以上
ストレージ空き容量  10GB 以上

 

■Mac
OS  MacOS 10.13 High Sierra/10.14 Mojave/10.15 Catalina
発売時期  2014年 以降発売モデル
CPU  Intel Core i5 第4世代 以降
メモリ  8GB 以上
ストレージ空き容量  10GB 以上

 

メモリがいっぱいだと動作が遅くなってしまい、フリーズの発生や、直感的な操作が難しくなるため、快適な操作がしたいのであれば、容量には気をつけましょう。

 

ペンタブやマウスはマストで必要なわけではありません。

ただ、ペンタブは毛束を細やかに表現したいときや、マウスは長時間作業時の腕の負担を軽減するためにもあると便利です。

 

VRoid Studioの公式ページからダウンロード

VRoid Studioの公式ページでは、ベータ版を無料で配布しています。

こちらのページでダウンロードして、いよいよ制作スタートです。

WindowsとMac、それぞれに対応しているので、自分のPCに対応したファイルをダウンロードして、設定していきましょう。

 

クオリティの高いバーチャルアバターを作りたいなら?

VRoid Studioは、直感的に操作ができるため、楽しく制作できると思います。

一方で、中には思ったような表情や髪型、小物のデザインが出来ずに、制作が難航してしまう方もいらっしゃると思います。

そんな方におすすめなのが、デジハリオンラインスクールの「VRoid Studio講座」です。

VRoid Studio講座では、基本的な操作はもちろん、キャラクターをより魅力的に彩るための服・髪型、小物を制作する実用的なテクニックを網羅。VRoidにおけるデザインプロセスについても学べる内容になっているため、モデル制作をより深く理解することができます。

「どうせやるなら、ハイクオリティな、納得感のある作品をつくりたい!」という方向けにはもってこいの内容。

 

  • VRoid Studio制作の基礎を学びたい方
  • VRoid Studioを使ってみたが、もっとかわいいキャラクターを作れるようになりたい方
  • 「VRoidモバイル」利用者で、オリジナルのキャラクターを「もっと作りこんでみたい」と思った方
  • ただアバターを作るだけじゃなく、プロが作るようなハイクオリティなものを目指す方
  • イラストは描けるけど3Dは挫折してしまった方
  • キャラクターをいちからモデリングするのは大変そうだけど、目や髪型だけでも自由にカスタマイズして楽しみたい方

この中から1つでも当てはまる方は、一度サイトをチェックしてみてください。

今後さらなる盛り上がりを見せるであろうVR市場。

クリエイターへの第一歩を踏み出すあなたを、デジハリオンラインは全力で応援しています!👍

 

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