これから、グラフィックデザインを学びたい!未来のクリエイターになりたい!という方は多いと思います。

そこで、第一歩としてIllustratorのスキルを習得できるような講座を探している方に向けて、おすすめの学習サイトをお届けします。

Illustratorとは

Illustratorとは、アメリカ・カリフォルニア州に本社を構えるAdobe Systemsが開発したソフトウェアです。デザイン関係全般で使用できるソフトで、グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナーは必携ともいわれています。

イラストを描いたり、ポスター、パンフレット、名刺、プレゼン用資料を作ったりするなど、さまざまな場所で活用されているIllustrator。Tシャツなどの衣類にプリントするデータの作成や、他のアプリケーションで使用するためのグラフィックを描くなど、多くのユーザーの創作活動の土台となっています。

 

関連:【Illustratorの使い方】初心者必見!作業効率がUPする環境設定

IllustratorとPhotoshopの違いは?

PhotoshopとIllustratorでは画像方式が違います。Illustratorは「ベクタ画像方式」という、サイズを大きくしてもファイル容量があまり変わらない方式。Photoshopはラスタ画像方式という、画像をアップにするとその分粗くなってしまう方式となっています。

Photoshopは、ビットマップデータの編集や、ドットの集合体で構成されている写真データの加工などに向いており、Illustratorは正確なデータの作成や細かな配置などにマッチしているといえるでしょう。

たくさんの画像処理が必要なWebサイトのデザインにはPhotoshopが、文字や簡単なイラストの配置が中心となるWebサイトのデザインにはIllustratorが向いています。

Illustratorが学べるおすすめコンテンツ5選

それでは、本題であるIllustratorを学習するのにオススメなコンテンツを5つ紹介していきたいと思います。

いずれも、基本的にはオンライン対応をしているサービスになります。ですから、地方在住で近くに専門学校やスクールがない!という方も安心してご覧いただけます。

どんな講座であっても、ある程度のスキルを身につけるには、努力が欠かせません。また、継続的に学習をしないと、あっという間にスキルが衰えてしまうので、まずは集中的に覚悟を決めて勉強するようにしましょう。

講座の数はたくさんあり、値段や内容もさまざまです。本稿で概要をまとめるので、ぜひともご自身にマッチした講座を見つけてみてください。

選定のポイントは

・講座受講の方法が自分のライフスタイルとマッチしているか
・講座の後に目指す姿を実現する上でその講座が最適なのか
・受講方法(オンライン/オフライン)がマッチしているか
・価格は納得感があるか
・Adobe Creative Cloudの割引はあるか
・卒業後に活躍できるイメージが湧くか
・最後まで挫折せずに学習を続けられそうか

などを考えながら本稿を読んでいただけると幸いです。

Illustrator/Photoshop講座(デジハリ・オンラインスクール)

 

1994年の創業以降、数多のクリエイターを輩出してきたデジタルハリウッドが提供する講座です。オンラインスクールということで、近くに通えるデザインスクールがない地方在住の方や、スケジュールが読みにくくて通うのが難しい方、子育てや介護の合間に学習したい方などにもオススメです。

オンラインスクールでありながらも、デジタルハリウッド大学等の授業で培われた教育ノウハウを用いているので、「続けやすい」カリキュラムとなっています。「オンラインスクールは三日坊主になってしまわないか心配」という方にとっても、安心できるのではないでしょうか。

 

Illustrator/Photoshop講座

 

学習内容

Adobe社の代表的なアプリケーションである IllustratorとPhotoshopの基本操作から応用テクニックまでを学び、DTP・Web・3DCGなどすべてのデザインの基礎となるグラフィックの技法を習得します。

グラフィック・DTPデザインの分野を目指す方のみならず、デジタルデザイン全般の入門に最適なコースです。

講座内容(カリキュラム詳細)

約3ヵ月(13週間)かけて、約44時間の動画教材を用いて基礎から応用までを学習していきます。

具体的なカリキュラムとしては、以下のようになっています。

▼Illustrator
基本操作 / 描画ツールでの描画 / ペンツールでの描画 / 様々なアイコン作成(Webアイコン/標識など) / レイヤー / 文字の入力 / 名刺作成 / オブジェクトの変形 / 線の設定とアピアランス / フライヤーの作成

▼Photoshop
Photoshopの基本操作 / 画像の補正 / 画像の加工 / 文字の入力 / Webサイトのデザイン(PC/スマホ) / 画像のファイル形式について

▼Illustrator/Photoshop講義
カタチ・タイプフェース概論 / カラーイメージ概論 / ピクトグラム概論 / 名刺デザイン概論 / 著作権概論 / 写真イメージ概論 / グラフィックレイアウト概論

「質問サポートサービス」に登録すれば、無制限でIllustratorやPhotoshopの学習で悩んだ箇所について質問ができるだけでなく、デジハリ・オンラインスクールの生徒限定の求人サイトが使用可能になり、就職や転職活動のサポートも受けられます。

また、生徒のためのSNSや交流会に参加できるようになるなど、孤独感をおぼえずに学習できる仕組みがより整います。

この講座で学べるスキル(ソフト)

IllustratorとPhotoshopの基礎を固めるのにもってこいの内容です。概論と実技をクロスさせて反復学習することで、基本的なソフトの使用方法から、自分が思い描くクリエイティブの作成まで、ひと通りマスターできる内容となっています。

具体的な講座のイメージは以下の動画を見るとより具体的になります。

この講座におすすめな人

IllustratorやPhotoshopを「体系的に」「わかりやすく」「三日坊主ではなく最後までしっかりと」「オンラインで」学びたい人にオススメの講座です。

これからグラフィックデザインやWebデザインなど、デザインの世界に飛び込みたい方にはもってこいの内容となっています。デザイナーを志すのであれば、IllustratorとPhotoshopのスキル習得は避けては通れません。

また、企画職や営業職、事務職、どんな職種であっても「伝わるデザイン」は欠かせません。ふだん作成している資料では表現しにくいようなより伝わりやすいデザインが作成できたりデザイナーに毎回頼らなくても、自分自身でパパッとクリエイティブを作ってしまったりと、幅広い場面でスキルが役立つことでしょう。

もちろん、プライベートでの創作活動や画像加工などにも活かせます。

料金

講座の料金は2021年10月時点で44,000円(税込)となっています。約44時間という充実のプログラムです。

講座を受講するには、IllustratorやPhotoshopのソフトを事前に購入する必要がありますが、本講座を受講することで、かなりお得な価格でAdobe Creative Cloudを購入できます。Adobeと提携しているデジハリ・オンラインスクールならではの特典です。

講座+AdobeCC(12ヶ月版)と同時購入でも83,980円というお得さです。

受講者の声

以下、デジハリ・オンラインスクールでグラフィックデザインを受講された受講生 白石さんの声です。

・印刷関係の仕事をしているのに、グラフィックや印刷についての知識がまったくない。このままではまずい」という想いから受講
・インターネットでいろいろ調べて、評価の高かったデジハリ・オンラインスクールに決めた
・仕事が終わってから、一日1~2時間くらい学習した
・もともと営業を担当していたが、お客様から、あるチラシにいれるイラストをIllustratorで描かせてもらう機会を頂いた
・今後は自社の新商品を紹介するツ―ルや会社案内などを自分でつくりたい
・お客様にプラスαの価値をもたらせられるようになりたい

詳細はこちらのインタビュー記事よりご覧いただけます。

Illustrator/Photoshop講座

Udemy

Udemy(ユーデミー)は、100,000以上の講座がある世界的なオンライン学習プラットフォームです。講座を持って、人に教えたい!という人が学びたい人向けに講座を提供するようなサービスなのが他のスクールやWebサイトと異なる点といえるでしょう。

デザインの領域だけでなく、ビジネス、プログラミング、自己啓発、フィットネス、お金などなど幅広い領域を網羅しています。

学習内容

Udemyは、プラットフォーム上に販売された、買い切りの動画教材を購入し、それをもとに学習していくという流れになります。

Illustratorの講座も海外発のものから国内のデザイナーが販売するものまで、かなりの数が販売されています。

まったくの初心者向けのものもあれば、上級者向けの深い前提知識が必要なものまで、さまざま。講師のタイプもさまざまです。

講座内容(カリキュラム詳細)

例として、こちらの初心者向けコース「Illustrator 基礎からプロレベルまで 完全ですべてをゼロから最短で学べる標準Illustratorコース」を紹介します。

合計22時間半の内容で、基礎を固めて応用まで学ぶような内容です。

一方、こちらのコース「【超入門】初心者からデータ入稿まで Adobe Illustrator でキャラクターを描いてオリジナルグッズを作ろう」はより初心者向けにフォーカスしたものです。

オリジナルグッズを作るのは楽しそうで、初心者でもとっつきやすそうですね。

この講座で学べるスキル(ソフト)

コースにもよりますが、やはり人気があるのは初心者向けの内容となります。

・llustratorの基本的な操作
・Illustratorを使用した描画
・SNSアップロード用の画像データ作成
・名刺の入稿データの作成

などなど、Illustrator上での作業スキルからアウトプットまでを体験できるのは勉強になりそうです。

この講座におすすめな人

Udemyは、ある程度自分で自走して学習できる人向けといえるでしょう。買い切りの商材ということもあり、たとえ購入したとしても自分をモチベートして、学習プランを作って自分なりに課題に取り組まなくては何のスキルも得られません。

また、課題へのフィードバックがほしい方や質問をリアルタイムでしながら進めたい、という方は専門のスクールに通うのがよいでしょう。

三日坊主にならずに、いかに自分なりに学んでいけるか。モチベーションを保つかが鍵になります。また、コースの種類がたくさんありすぎて迷うかもしれないのと、中には期待している内容と違うものもあるかもしれないので、購入時はよく調べましょう。

料金

料金も講座によって異なりますが、数時間の動画教材で1~2万のものから、20時間で2万円台のものまで、さまざまです。

Illustratorのコースであれば、2万円代のものが多いです。しかし、プラスオンでAdobeのIllustratorとPhotoshop、もしくはAdobe Creative Cloudの購入が必要なことは覚えておきましょう。

Adobe Illustratorことはじめオンライン講座

Illustratorを提供しているAdobe社が、Adobe Creative Cloudの有償メンバー向けに無償で提供しているオンライン講座です。

 

学習内容

Adobeが公式で提供しているコンテンツです。講座は動画とテキストをベースにして受講できます。講座を受講するには、会議システム「Adobe Connect」のアプリケーションとAdobe Flash Player (無料)のインストールが必要です。

内容としては、Illustratorを初めて扱う人向けの概要理解と基礎、そしてかんたんな応用までを網羅しています。

講座内容(カリキュラム詳細)

図形の組み合わせで絵を描くところから、アイコンの作成、印刷物の作成、イラストを描き様々な印刷物に横展開していく方法、ペンツールで描くベジェ曲線をマスターする、図形の組み合わせでキャラクターロゴを作成する、作業効率アップのためのIllustratorのショートカットキー早見表など、初心者がIllustratorに慣れてある程度の応用ができるまでを学べるコンテンツとなっています。

この講座で学べるスキル(ソフト)

「ことはじめ」の名のとおり、Illustratorの初歩をおさえるにはわかりやすい教材といえるでしょう。学習できるスキルについては、アイコンや印刷物作成、イラストを描くなど描画関連の基礎スキルが身につきます。

この講座におすすめな人

Illustratorをとりあえず買ってみたけど、どんなものだろうか?とまずはざっと抑えておきたい人にはオススメのコンテンツといえるでしょう。しかし、ツールの使い方だけでなくデザイン面での相談や、情報収集などを自分自身でやっていくための行動が求められます。

実務的な悩んだポイントの解決や相談は、やはり気軽に相談でき、デザインの考え方や現場での悩みポイントを深く理解している講師のいるスクールのほうがオススメです。

料金

料金は、Adobe Creative Cloudの登録者であれば無料で使用できます。Adobeに登録してみた人は一度サイトを見てみるとよいでしょう。

Winスクール

Winスクールは、オフラインとオンラインでスクールを展開しています。しっかりと講師からマンツーマンで授業を受けたい!という方にオススメです。

学習内容

Illustrator特化の講座は、未経験・じっくり学びたい人向けの全10回の講座と、使用経験のある方・お急ぎの方向けの8回の講座があります。

個人レッスンで基礎の操作方法から応用までをしっかりと教わります。

講座内容(カリキュラム詳細)

・設定と基本操作
・描画の練習
・文字の使用
・オブジェクトの操作
・塗りの応用
・写真の使用
・便利な機能
・メディアへの出力
・実践課題

といったような、基礎的な講座と実践をあわせて学んでいくような内容となっています。

この講座で学べるスキル(ソフト)

Illustratorの基礎を学習できます。Webサイトのバナー制作、会社やお店のチラシ、パンフレットの制作などにも活きるでしょう。

この講座におすすめな人

タイプとしては、オンラインや教材をベースに自主学習的にどんどん学んでいく人というよりは、先生から直接指導を受けながら、じっくりしっかり学んでいきたいタイプの人に向いているといえるでしょう。

また、途中で挫折してしまうのが怖い…最後まで学び抜けるか不安だ…という人にも、マンツーマン型の指導は合っているでしょう。

反対に、費用をおさえて、自分でどんどん学んでいきたい!通うのは大変だし、予定をあわせるのが難しい、というタイプの方には、ここまでに紹介した講座のほうが向いているかもしれません。

料金

▼8回コース
税抜84,000円(税込92,400円)
入学金:税抜18,000円(税込19,800円)
教材費:税抜4,000円(税込4,400円)

受講時間
150分×8回(20時間/2ヶ月)

▼10回コース

税抜100,000円(税込110,000円)
入学金:税抜18,000円(税込19,800円)
教材費:税抜4,000円(税込4,400円)

受講時間
150分×10回(25時間/3ヶ月)

マンツーマン型の指導ということもあり、費用としては、オンライン型のものよりは高く設定されています。また、入学金・教材費が必要です。

 

COPEN COLLEGE

COPEN COLLEGEは女性向けのデザインスクールです。結婚や出産などライフスタイルの変化があっても、女性がいきいきと働けるようにするために運営されています。

学習内容

「コペンデザイナーコース|紙&WEB」では、IllustratorやPhotoshopを使用したチラシやロゴ、名刺などのデザイン制作などのグラフィックデザインの領域から、ワイヤーフレーム・ボタン・バナー・LP等の作成、WIXを使ったHP制作など、かんたんなWebサイト制作まで、幅広く学習できます。

紙だけでなく、Webのデザインもやってみたい!という方にオススメです。

講座内容(カリキュラム詳細)

具体的なカリキュラムは以下です。

・デザイン基礎
・初級1&2 Illustrator・Photoshop基本操作/入稿データの作成
・上級1&2 デザインコンセプトとラフの作成/レイアウトの基本
・上級3&4 素材の取り扱い方法/色々な書体の扱い方
・上級5&6 色を使いこなす/細部へのこだわり、動きの出し方
・WEB1 WEBの全体像・グラフィックとの違い/サーバー周り
・WEB2 WEBデザイン基礎(ワイヤーフレーム・ボタン・バナー・LP等の作成)
・WEB3 WIXを使ったHP作成ができる
・WEB4 講師のアドバイスを受けながら自由制作
・卒業発表

動画学習で基本的に学びながら、オンラインで講師の先生とつなぐというスタイルです。

この講座で学べるスキル(ソフト)

チラシやロゴ、名刺といった紙のグラフィックデザインとLPやWIXなどかんたんなWebサイト制作までを学べるお得な内容となっています。

幅広いぶん、それぞれの厚みは少し薄くなっている可能性もあるので、本格的にWebデザインかグラフィックデザインのどちらかを集中的に学びたい!という方は、受講後に別途講座を受けるか、ご自身で研鑽していく必要があるでしょう。

この講座におすすめな人

チラシやロゴ、LPなど、デザインの最初の一歩を集中的に学びたい!という女性にオススメです。基本は動画学習なので、子育てや介護の合間にも学習できます。グラフィックデザインやWebデザインの初歩を学びたいという方によいでしょう。

料金

3時間×13コマ(39時間)
251,900円(税込)

料金は、39時間という大ボリューム、かつWebデザインの領域も含むということもあり、ここまでにまとめた講座の中では最も高いです。

それでも、元をとるくらいがんばりたい!という方には高くない価格なのではないでしょうか。

まとめ

終わりになりましたが、こちらの記事でガッツリまとめたように、Illustratorを学べるスクールは本当にたくさん存在しています。

Illustratorを学んで、その後、広告などのビジネスの世界でクリエイターとして活躍するのか、それとも、フリーランスなどの自由度の高い働き方をして家庭と仕事を両立するのか、など、スキルを習得した後に目指す理想像は人それぞれかと思います。

より高いビジネススキルが求められる領域を目指すのであれば、それ相応の努力か対価が必要になるでしょう。今後は、デジタル化が進むことで、ますます情報が爆発し、心に響くようなデザインが求められるようになります。

グラフィックデザインのような感性が必要な領域はなかなかAIには取って代わりにくいでしょうし、ますますその人ならではのアウトプットが必要となってくるでしょう。

デザインの道のりは長く険しいですが、あなたがクリエイターとしていきいきと働いていけるようにデジハリ・オンラインスクールでは応援しております!