Webデザイナーや3DCGデザイナー、動画編集のプロなど、将来的にクリエイター系職種を目指す方は多いでしょう。
しかし、新たなスキルを学ぶ上で、一念発起をしても、毎日働いたり学校に通ったりしながら、プラスオンでスキルを得るために学習をしていくのは簡単ではありません。
育児がある方ならなおさらでしょう。
気合を入れても、勉強が長続きしなければ、いつまでもクリエイターにはなれません。
本稿では、将来的にWebデザイナーを目指す方に向けて、モチベーションを保ちながら学習する上でのポイントをまとめてみました。Webデザイナーを例にしていますが、他の職種を目指す方もぜひとも参考にしてください。
- これからWebデザイナーになりたいが挫折が心配な方
- 学習へのモチベーションをアップさせたい方
学習のポイント①モチベーションが上がる仕組みづくり
毎日朝から晩まで働いて、クタクタになっていても、土日はゆっくりしたくても、どこかで勉強の時間をとらないことには、一生クリエイターにはなれません。
だからこそ、きちんと自分のテンションが上がってモチベーションに向き合えるような仕組みづくりが重要となります。
たとえば、自分のPCやデスクに「○年の○日までに絶対にWebデザイナーになる」のような言葉を掲げるなど、受験生のように、原始的であっても「自分との約束」を見える化するのは大事です。デスクトップやスマホのロック画面にこれらを設定するのもひとつでしょう。
Webデザイナーであれば、自分の好きなクリエイターの作ったWebサイトを印刷して壁に貼るなどもひとつです。
また学習をする中で、「ここまで勉強したらハーゲンダッツを食べる」「ここまで学習したらエステに予約して行く」など、ちょっとした自分へのご褒美を用意するのも大事です。
独学で学ぶ場合は、自分のテンションが上がる本を買うようにしましょう。一時的な対処法ではなく、こういった「仕組み」を整えるのはまず大事です。
独学でWebデザイナーを目指す方法とは?勉強する上でのポイントを解説
学習のポイント②人を巻き込む
モチベーションを上げても、続かなくては意味がありません。ダイエットで例えると、最初はウェアを買ってテンションが上がってランニングをしても、3日目には飽きてウェアがホコリをかぶってしまっては痩せられないのです。
だからこそ、自分だけで完結しないような「仕組み」が大事です。たとえば、定期的に知り合いのデザイナーに進捗報告や相談をする時間を設ける、家族や友達に毎日自分のやったことや作品の進捗を報告するなど。
人間は怠惰な生き物ですが、他人をしっかりと巻き込むと、「迷惑をかけられない」という気持ちから意外とがんばれたりもするものです。
特にWebデザイナーのようなアウトプットを出しやすい職業の場合、周囲ともコミュニケーションが取りやすいもの。
多少恥ずかしくても、まずは報告をして、フィードバックをもらうことが大事です。フィードバックの母数が上達の速度を左右すると言っても過言ではありません。
学習のポイント③SNSで発信する
周囲にWebデザイナーの友達がいる人は頼めばフィードバックを受けられる方もいるかもしれませんが、フィードバックの依頼ができる仲の良いWebデザイナーの友達がいる人はあまり多くないかもしれません。
だからこそ、SNSの活用は重要です。特にTwitter。クリエイター系職業を目指す人たちが増えている昨今は「#今日の積み上げ」などのハッシュタグを使って、Twitter上で毎日の学習ログを報告している人が多くいます。
情報は発信する人のところに集まります。たとえ、全然納得のいかないものでも、勇気を出して発信すること。同じような状況の方がフォローしてくれることで応援しあえたり、プロの方とのつながりが生まれることも多くあります。
すでに持ってるアカウントから発信するのが不安な方はWebデザイン勉強用のアカウントを新たに作成して「Webデザイナーの卵」アカウントとして発信するとよいでしょう。
そして、Webデザイナーを目指すのであればWebデザイナーの方やデザイナーの方を30名〜100名ほどフォローすることで、強制的にタイムラインがWebデザイン関係の情報であふれることになるので、モチベーションアップにもつながります。
SNSに慣れていなくても、これをきっかけに、臆さず発信してみましょう。思考の整理にもなりますし、Webサイトができた後のSNSマーケティングの勉強にもなります。のちのち生まれたつながりから仕事が生まれる可能性もあります。
学習のポイント④あらゆるタスクに期限を切る
これは仕事でも勉強でも同じですが、計画を立てて、あらゆるタスクに期限を切って進めていくのは非常に重要です。
特に独学学習の場合は、なんとなく自分のペースで物事を進めがちですが、期限を決めないといつまでもダラダラ取り組む傾向が生まれ、途中で離脱してしまう可能性が高くなるのではないでしょうか。
いきなり着手する前に、まずは学習計画を立てる。続いて、細かいタスクを切る。各タスクごとに、できれば他人への進捗報告やSNSでの発信をはさむ。
こういった仕組みをまずは考えるのが重要です。ただ、計画を立てるのに時間を使いすぎて、着手できなくては意味がないので、計画はざっくりでいいので立てた後はすぐ、その日に取り掛かるようにしましょう。
Webデザインであれば、この日までに教本のCSSパートを学ぶ、この日までにHTMLパートを学ぶ、この日までにWebマーケティングのページまで読み込むなどです。
独学に自信がない方にはスクールがオススメ
そうはいっても、独学で勉強してもなかなか続く気がしない……という方は、スクールを検討するとよいでしょう。
独学と比較して初期コストはかかりますが、プロのカリキュラムのもと、フィードバックを受けながらすすめることができます。
デジハリ・オンラインスクールは1994年の創業以来、数多のクリエイターを輩出してきたデジタルハリウッドが運営するオンラインスクール。
好きなときに、好きな場所で学習できるのが特徴です。プロのWebデザイナー監修のもと、離脱しにくいような設計を考えてカリキュラムが組まれています。
初期費用も、捉え方によっては「払ったぶん覚悟を決めて取り組まねば!」と、意識を高めるのにも役立ちます。
まずは一度Webサイトの講座ページを見てみてください。デジハリは、未来のクリエイターを目指すあなたを全力で応援します!