最近では日本の雇用スタイルが肌に合わない、会社に縛られたくないなどの理由から、海外でフリーランスとして働くことに魅力を感じる方もいます。海外でフリーランスになることによりやりがいを感じることができる一方、言葉や慣習などが異なる世界で活躍するためには覚悟と準備が必要です。
そこで今回は、日本人が海外でフリーランスとして働くためにすべきことを具体的にまとめてみます。
ブログやWebサイトを立ち上げる
黙っていても仕事が入ってくる会社員とは異なり、フリーランスは自分の力で仕事を受注する必要があります。そのため、取引先とのコネクションを持たないフリーランスの方は、広く自分の名前を知ってもらうことが重要です。
まずは、自分を売り込むためのツールとして、ブログやWebサイトを立ち上げましょう。ブログやWebサイトで、自分はどのようなことができるのか、どのような実績や経験があるのかを発信することも大切な営業活動です。
ブログやWebサイトは、海外に出発する前に作成しておきましょう。海外で生活をスタートさせてからブログやWebサイトを立ち上げても構いませんが、やるべきことが多くてバタバタしてしまい、制作に十分な時間をかけることができない可能性も考えられます。ブログやWebサイトが魅力的であるほど案件受注につながる可能性が高まるため、時間をかけて企画から練り込んでください。
プロフェッショナルなブログやWebサイトを作る場合は、Webデザインのスクールで学んだり、デザインに長けている友人に協力してもらったりすると良いでしょう。
自分の名刺を作ることも大いに役立ちます。例えば、仕事に関連するイベントに足を運んで名刺を配れば、人脈を広げる大きなきっかけになるでしょう。名刺を持つことで営業活動がしやすくなるため、名刺を事前に作っておくことをおすすめします。名刺にも自分らしさを表現し、一目で印象づけられるようなデザインにしてください。
クラウドソーシングサービスを活用する
フリーランスとして成功するためには、実際に仕事を受注し、実績と経験を積むことが大切です。初めのうちは自分の力だけではなかなか仕事を受注することが難しく、収入を得られるようになるまでに時間を要することもあります。
そこでおすすめしたいことは、クラウドソーシングサービスの活用です。クラウドソーシングサービスに登録することで、自分のスキルにマッチした仕事を探したり、依頼を受けたりすることができます。受注した仕事を着実にこなし、スキルアップへとつなげてください。
現地でアルバイトをする
駆け出しのフリーランスの頃は、思うように仕事の受注が入らずに時間を持て余してしまうこともあるでしょう。そのようなときは現地で自分のスキルを活かせるようなアルバイトをすることも1つの方法です。
アルバイトを通じて現地での働き方やその業界のノウハウを垣間見られるだけでなく、人脈ができるためフリーランスの仕事を売り込むチャンスも生まれます。
途中からフリーランスの仕事が忙しくなってきた場合も、アルバイトの仕事を減らすことにより、時間を拘束されずに無理なく仕事を続けることが可能です。
まとめ
今回は、日本人が海外でフリーランスとして働くためにすべきことを考えてみました。ブログやWebサイトで自分を売り込み、クラウドソーシングやアルバイトで実績と経験を積むことが成功への近道です。
また、フリーランスの場合はすべて自己責任で仕事を受注・遂行する必要があるため、高い自己管理能力やモチベーションが求められます。
これから海外でフリーランスとして働きたいと考えている方は、ここでご紹介した内容を参考にして、自分を売り込む準備から始めてください。