くりたま読者のみなさん、こんにちは。
フリーランスでWebマーケティングや編集の仕事をしている御茶ノ水 飲男(おちゃのみずのみお)と申します。やたらみずみずしい名前ですが、当然、ペンネームです。
いよいよ令和初の夏休み、お盆休みシーズン到来ですね。せっかくのお休み、みなさんはどのように過ごす予定でしょうか。
漫画を読んだり、ゲームをしたり、ベッドの上で映画を見たり、寝溜めしたり…
ええ、それもいいでしょう。毎日の疲れは癒やすべきですし、外も暑いし、熱中症になったら大変です。
しかし、あえてみなさんに一言物申したい。
「最近、勉強、してますか?」
親戚の坊ややお子さんには「宿題しろよ〜」なんて言いつつ、湿気ったピーナッツとストロング系チューハイとケミカルなサラミをお供に、iPadにかじりついて毎年夏休みを過ごしていませんか?
学生時代と違って宿題がない社会人こそ、自らスキルを得て、情報をキャッチして、先々の「投資」になるような勉強をする必要があるにも関わらず、ついついだらけてしまう。
本当は、動画やイラスト、文章など、「もの作りができる人になりたい」という想いがあるにも関わらず、なんとなく行動せずに毎日を過ごしてしまう。
昨日もクーラーの効いた部屋でNetflixを見て過ごしていたのに、今日はYouTubeを見て過ごす、明日はAmazonプライム…
そうこうしているうちに時間は流れて、休みの最終日の夜になって、ちょっとした憂鬱と虚しさが残る頭でベッドにダイブして、再び大して興味もない海外ドラマの第一話を見る…。
せっかく令和という新しい時代に突入したことですし、夏休みのだらだらルーティンを抜け出しませんか?
少し意識高いと思われるようなことを言いましたが、こう思うようになったのは私自身の経験があったからです。ちょっと語らせてください。すみません。
フリーランス一年生、お盆にめちゃくちゃ勉強しました
フリーランスになる前は会社員としてWeb関係の仕事をしていた私、御茶ノ水。
毎年夏休みは、実家にて、アラレとざく切りのポテチをアテにのどごしの良いビールを飲みながら思春期に買ったバトル漫画を読むというルーティンを繰り返していました。
しかし、ひょんなことからフリーランスになった私は、最初仕事を取りに行く努力をしていなかったこともあり、仕事がほとんどない状態でお盆休みをむかえることになりました。
実家に帰ると、家族からは「あんた仕事は大丈夫なの?」と聞かれ、友達には「ちゃんと飯食えとるんけ?」と心配される始末。あれほど何回も読んだ思い出の少年漫画を読んでもなかなか燃え上がりません。後ろめたさでやたら喉が渇きました。
夏休み3日目、急に眠れなくなって、深夜3時半、青白い部屋の中で思いました。
「このままじゃヤバい。」
そして、自分に今足りないものを夜な夜な書き出し、夏休みにやるべきことをまとめました。
当時足りなかったもの
- 仕事が入るための仕組み
- ライターとしての文章表現力
- CMSなどWeb系の知識
- 魅力的なデザインを作るための能力
これらを総合的に見た結果、「ゼロからサイトを作ろう!」ということになりました。
社会人になってからはじめての、自分から自分に課した「夏休みの宿題」でした。
そして以下の作業をおよそ1週間の間ですべてやりました。(仕事がなくて時間があったので夏休みは10日くらいでした)
やったこと
・WorPressでのサイト構築
どんなサーバーがいいのか、ドメインの取得、おすすめのテーマの収集、細かいデザインなど、情報収集から構築まですべて一人でやりました。
・記事執筆30本ノック
1日4本くらいひたすら記事を書きました。SNSで受けそうなものからSEOを意識したものまで、どうやったら人に届くのかを研究しながら、自分の中にある知識を、あるターゲットに向けてアウトプットをしました。
・バナーとオリジナル画像の制作
記事で使用するオリジナル画像をPhotoshopやIllustratorを契約して作りました。作成後はデザイナーの知り合いにフィードバックをもらって腕を上げました。30種類くらいのバナーは作ったと思います。
サイト作りによって変わったこと
・サイト経由で仕事が入るようになった
これが成果として一番大きいかもしれません。自分のサイトを通じて仕事の問い合わせが生まれるようになりました。フリーランスとして生きていく上でのインフラとなりました。
・先々に使える技術が身についた
WordPressの構築からデザイン、ライティング、それらをひっくるめて、マーケティングのスキルが会社員時代より大きく伸びました。「自分でまずいろいろやってみる」という考えを持てたことが、その後の成長にも繋がっているような気がします。
・サイトでマネタイズできるようになった
最初は一日10人とかしか見に来てくれないサイトでしたが、6ヶ月後には月間10万人近くがアクセスしてくれるサイトになりました。企業から広告出稿のお願いなどが来るようになり、そこで収益を得ることもできるようになりました。
あくまでもフリーランスとしての自分の話をしましたが、会社員であっても、新しいスキルを身につけるための時間やお金や労力、様々な「投資」をすることは必ず必要になるはずです。人は体験することでしかスキルを得ることができません。
私にとってそれは、サイト制作と運用という「オリジナルな体験」によって培われました。
新しい挑戦をせずに既存のスキルだけに頼っていては、個人の能力がさらに問われる時代に突入するにあたって、なかなか厳しいシチュエーションが待っているのではないかと思います。
反対に言えば、新しいスキルを身に着けて、既存のスキルと専門性を掛け合わせることで、会社の内外において、自分だけにしかできない新しい仕事を生み出すことができるのではないかと思います。
クリエイターとしてビジネスマンとして、一歩を踏み出すにはこの夏休みはすごく良い季節です。
テレビの前の甲子園球児たちに負けないように、1mmでもいいので新しいスキルを身につけるための挑戦をしましょう。
個人的に今市場価値があると思うスキル3選
だいぶアツく語ってしまいましたが、今フリーランスとしてあらゆる業種の人と一緒に仕事をする中で、市場価値が高いと思うスキルとそれに関連した講座を紹介します。
文章表現能力(言語化能力)
文章表現を考える力はあらゆる企画や対人コミュニケーションにおいて、確実に大事になってくる能力です。
日常のメールでのメッセージの届け方や、個人としての情報発信をするためのTwitterやブログ、企画の案をパワポで作る時の文章表現、あるサービスのキャッチコピーなどなど。日常のあらゆるシチュエーションでテキストでいかに心を動かすかを考えるかは非常に重要です。
デジハリのWeb文章力講座は、Web上で的確に情報を届けるための文章力を学ぶことができる講座内容となっています。夏休みの作文のスーパーパワーアップバージョンではないですが、ライターとして生きている人間として見ても、濃い内容の講座だと思います。
デザイン能力
先程の文章表現力はテキストで情報を伝える方法でしたが、こちらはビジュアルで心を動かす能力のことです。「百聞は一見にしかず」という言葉がありますが、100回テキストコミュニケーションをするより、デザインを一枚作るだけでイメージが一気に深まるというシーンが、あらゆるシチュエーションであると思います。今は個人の情報発信が問われる時代ということもあり、魅力的なビジュアルで情報を届けられる人は強いです。
デザイン能力を身につけるなら、やっぱりAdobeのPhotoshopやIllustratorの習得は不可欠です。デジハリのAdobeマスター講座はかなりの破格でAdobeの能力がマスターできちゃうので、一度チェックすることを本当におすすめします。
Webマーケティング能力
少しポジショントークっぽくもなってしまいますが、Webを通じてどうやったら届けたい人に情報を届けられるかを考える力は、確実に大事な能力だと思います。たとえ、素敵なビジュアルを作れても、それを届けるためのWebの知識や情報発信のやり方がわからないと、宝の持ち腐れになってしまいます。Web関連の知識と、人に情報を届けて心を動かすためのマーケティング能力。総合的に思考力を磨くことが大事です。
デジハリのWebマーケティング講座は、Webマーケティング系講座の中でもかなりお得な値段でプロによる指導が受けられるのが魅力。デザインはできるけどマーケティングは苦手という人や、Webマーケティングの基本的な考え方を学びたい!という人にはもってこいです。
個人的には追い詰められて独学で勉強したタイプだったのですが、そうは言ってもなかなか自分から重い腰を上げて勉強するのって難しい。
だからこそ、講座に投資をして、強制的に自分を追い込んで勉強をする方が、私みたいなズボラなタイプの人間が新しいことを始める時は合っているのかなと思いました(笑)。
おそらく今から新しくスキルを身につけるなら、先行投資をして、プロにきちんと学んでから、後で費用を回収する発想で考えると思います。
あっという間のお盆休み、ぜひともご自身の目指している方向性に向かって、食い気味に攻めていけるものとなりますように!
それでは、夏バテにはくれぐれも気をつけて、良い毎日をお過ごしください!