IT業界やWeb業界には、Webコーダーという仕事があります。

Webサイトを作成するにはHTMLやCSSなどのコードが必要です。このコードを扱う方をWebコーダーと呼びます。

この記事では、本業を持ちながら副業としてWebコーダーの仕事ができるのか、できても仕事として成立するのかどうかを解説していきます。

 

 

Webコーダーは副業でもできるの?

Webコーダーは主婦の方の在宅ワークとしても募集があります。

HTMLやCSSは初心者でも覚えやすい言語のため、比較的短時間の勉強で、ある程度上達できるでしょう。HTMLやCSSなどの言語を習得して、実際に在宅ワークで活躍している方もいます。

 

 

では、本業を持ちながら、副業としてWebコーダーの仕事はできるのでしょうか?

結論から言えば、本業を持っていても空き時間でWebコーダーの仕事は可能です。仕事から帰った後や、本業がお休みの日にWebコーダーとして働くことができます。

 

Webコーダーの仕事を行う場合、多くは業務委託という形式になります。業務委託の良いところは、納期さえ守ればいつ仕事をしても問題がないことです。納期が厳しいと深夜や早朝に作業をする必要がありますが、基本的には自分の都合の良い時間に仕事ができます。

Webコーダーの仕事をする上でクライアントと直接会う必要はなく、多くはメールやチャットで連絡を取り、もらった指示に従えば問題ありません。

ただし、案件によっては細かい意図を伝えるため、初回のみ面談が行われる場合もあるでしょう。じゅうぶんなスキルさえあれば、Webコーダーは副業に向いている仕事です。

 

 

副業で仕事を獲得する方法

Webコーダーを副業で行うことは可能ですが、実際に仕事を見つけるにはどうすれば良いのでしょうか?

 

知人から直接仕事をもらう

人脈がなければ難しいことではありますが、一番簡単な方法です。

知人がWebコーダーを必要としているのであれば、仕事を受けると良いでしょう。無難にこなすことができれば、その後も継続して仕事をもらえるかもしれません。

単価としてはいわゆる「お友達価格」の場合もありますが、実績につながります。

 

また、知人を通して人脈を広げるのも効果的でしょう。Web業界の方であれば、仕事を依頼してもらえる可能性があります。

 

ポートフォリオサイトを作成する

自分が扱える言語や職歴などを記載したWebサイトを作り、連絡フォームを用意して仕事を受けられるようにしておくのもおすすめです。

少し気の長い話になりますが、ポートフォリオサイトを見て仕事を依頼してくれる方がいるかもしれません。

ポートフォリオを作成することは、自分の長所をアピールできる方法の1つでもあります。

 

インターネット上で仕事を探す

早く仕事を見つけたいなら、インターネット上で探すと良いでしょう。

プロジェクト単位でWebコーダーを必要としている案件はたくさんあり、業務委託契約を締結することにより、在宅ワークをはじめることができます。

 

在宅ワークを紹介するWebサイトや、クラウドソーシングサービスをチェックしてみましょう。

収入の目安は?

コーディング単体の仕事だと、インターネット上で募集が多いのは1案件1万円~5万円程度です。ページ数や条件は、案件ごとに違います。

単価が高い案件はページ数が多い可能性があるため、応募の際は注意してください。

1週間程度で終わる1万円の仕事を月4件こなせば、年収を50万円近く増やすことができるでしょう。

また、WebデザインとセットになったWebコーダーの仕事も多いため、勉強してWebデザインのスキルを獲得することにより、できる仕事の幅が広がり、収入の増加につながります。

時給800円~1,000円程度での募集も散見されますが、時給のため、時間を拘束されることがマイナスポイントです。

 

まとめ

Webコーダーは、本業に影響のないように、副業として成立させることができます。

在宅ワークとしても徐々に人気が高まっているため、早いうちに参入し、多くの実績を作っておくと良いかもしれません。

仕事を見つけるもっとも早い方法は、インターネットで案件を見つけて応募することです。

Webデザインの仕事と一緒になっている案件もあるため、さまざまな案件に対応できるようにWebデザインの勉強もしておくことをおすすめします。