パート勤めの
Webは主婦にベスト
マルチな活動で
家計を支える小夜 佐知子さん

小夜 佐知子さん

主婦からフリーランス

独学でフリーランスのデザイナーになり、さらなる活躍のためにデジハリ・オンラインスクールを受講された小夜佐知子さん。家事との両立の秘訣や、フリーランスとして活躍するコツを、実体験をもとに語っていただきました。

未経験でも、
やってみると意外とできる!

未経験でも、やってみると意外とできる!

デジハリ:どんなきっかけでデザインの仕事を始めたのですか?

小夜さん:デザインは未経験だったのですが、知り合いから地域情報誌の案件を受注しました。
ソフトの使い方もわからないので、Illustratorなどの本を買って自分で勉強してなんとか対応しました(笑)

デジハリ:独学で仕事を受けるなんて、すごいですね!

小夜さん:「できない」と思わないことが大切です。その後、Webデザインの案件も、何もわからない状態で受注しました。何度も壁にぶつかりながら、なんとか制作していきました。
たとえばWordpressなど、新しい技術が必要になったときは、一週間集中的に勉強して、なんとか基礎を押さえます。やってみると、意外とできるものです。

デジハリ:仕事はどうやって増やしていったのですか?

小夜さん:人の紹介で、少しづつ広がっていきました。営業活動は特にしていないです。一つ一つの仕事の期待に応えていくことで、次につながっていきます。相手の期待を少し越えることを意識して、数を重ねていくと気づけば「こんなこともできるようになった」と成長が実感できます。
毎回毎回、真剣勝負です!

原点に立ち返る講座で、
仕事の幅も広がりました

デジハリ:その後、どうしてデジハリ・オンラインスクールの講座を受講されたのですか?

小夜さん:フリーランスとして活動していたのですが、収入面を含めて、色々と限界を感じていました。仕事の幅を広げたいと思っていたころ、同窓会にて大学のサークルの先輩に再会したのです。

その方がデジタルハリウッドのスタッフで、「こんな講座があるよ」とすすめてくださったのが、デジハリ・オンラインスクールの「バナー制作実践講座」でした。

デジハリ:実際に受講されてみて、いかがでしたか?

小夜さん:家事に仕事に忙しく、通学するのは難しかったため、オンライン学習は自分に合っていると思いました。

自分のペースで勉強できるので、ありがたいです。分からないところがあると、巻き戻して何度も見直したりしました。

講座を受けてよかったのは、原点に立ち返ることができたことです。それまでは、既存の枠の中におさめるように物事を考えていましたが、どこに何を訴求するべきかをきちんと考えることが大切だということを、あらためて気づきました。

デジハリ:ジョブマッチングサービス「Creators Match」の試験にも合格されたのですね。

小夜さん:はい。合格するとインターネット上で案件を受注できる、バナー制作の試験を受験しました。実は一回落ちたのですが(笑)二度目のチャレンジで無事に合格できました。

デジハリ:現在のお仕事は、どんなところでやりがいを感じますか?

小夜さん:できあがったデザインを見ると楽しいですし、誰かの役に立つのは嬉しいですね。 自分に何ができるかを考えながら、少しづつ人とのつながりを広げています。

デザイナーは、
主婦にとってベストな働き方だと思います

デザイナーは、主婦にとってベストな働き方だと思います

デジハリ:家事、子育て、仕事を、どのように両立されているのでしょうか?

小夜さん:時間を決めることです。子どもが3時に帰ってくるなら、そのタイミングで仕事はやめます。子どもが寝たらまた仕事を再開します。そのようにメリハリをつけておけば大丈夫です。あとは慣れですね。
外に行きたいなと思うこともありますが、そういう時は子どもとくだらない話をすることでストレス解消しています。

デジハリ:在宅ワークは大変ではありませんか?

小夜さん:主婦の働く形としてはベストだと思っています。外に働きに行っていると、子どもが病気になった時などに第三者に迷惑がかかってしまうことがあるかもしれません。特に複数の子どもがいる方にとっては、一番よいのではないでしょうか。
また、教育の形としてもよいと思っています。いつも私が仕事をしているところを、子どもが近くで見ているので、自然と家事を手伝うようになりました。Illustratorの操作なども、気づいたら覚えていて、自分で年賀状を作ったりもしています。「将来、お母さん みたいな仕事をやりたい」と言ってもらえた時は嬉しかったです。

デジハリ:Webデザイン以外にも、色々な仕事をされているのですね。

小夜さん:はい、シナリオライターの仕事もしています。
制作会社から依頼を受けて、TVドラマの企画書の作成を担当しています。
たまたまシナリオライティングのワークショップに参加して、企画を出したら社長に気に入っていただきまして。
今では月にいくつかお仕事をもらっています。

デジハリ:「やればできる」を体現されていて、このまま行くと何にでもなれそうです(笑)シナリオ、Web制作、グラフィックデザインなど、多様な仕事を手掛けられていますが、それらに共通して「大事にされていること」はありますか?

小夜さん:基本は全て「ものづくり」なので、発想力が凝り固まらないように気をつけています。
手で作業するわけではなく、頭にあるものを出していくしかない仕事ですので。
たとえば若い人のファッションを見て、「最近はこういう色が流行っているんだな」とか、仕事とは関係ないものを観察することで刺激を受けています。
あとはやはり、インターネットが情報源です。気になったサイトはお気に入りに登録したり、アイディアはすぐにメモをしておくなどしています。

デジハリ:すごいですね!煮詰まったり、立ち止まったりすることはないのですか?

小夜さん:いやいや、常に壁にぶつかりまくりです(笑)でも過去に乗り越えた経験があるので、一日経てば乗り越えられるじゃないかな、と前向きに考えています。
煮詰まった時はパソコンを閉じて、お風呂に入って気分転換します。ちなみに脚本家の三谷幸喜さんも、一日に3,4回お風呂に入るそうですよ(笑)外出がしづらい分、お風呂が切り替えに役立ちます。

構えすぎず、
心に余裕をもって始めよう

デジハリ:これからフリーランスを目指す主婦の方々にメッセージをいただけますでしょうか?

小夜さん:フリーランスって、結構大変です。いきなり明日のごはん代を稼ぐことは難しい。まずは、2,3万円のお小遣いができたらいいな、くらいの気持ちで始めるのがいいのではないかなと思います。がっつり勉強しました!と言っても、そう簡単には仕事に結びつかないものです。私も10年活動して、人とのつながりの中で、ようやく家計を支えられるだけの稼ぎを得られるようになりました。自分の負担にならないように、心に余裕をもって取り組まれるとよいと思います。

あと、『人との出会い』が大切だと思っています。この人と一緒に仕事をして楽しい、この人のためなら頑張ろうと思う人と出会うと、仕事が楽しくなりますし、やりがいもでます。そのためにはまず自分自身が『出会いたい人』にならなければならないので、その点は常に心がけています

デジハリ:ありがとうございます!今後はどのように活動されていくのですか?

小夜さん:もっと胸をはって、こんな仕事をしていると言えるようになりたいです。たとえば起業して地域に貢献する仕事をしたいと思っています。まだ夢の段階ですが、目先の仕事をこなすだけでなく、長いスパンで考えて楽しく働いていたいと思います。

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